ロンドン散策
物理的なオフィスが閉鎖されてしまったので、時々同僚有志でコワーキングスペースに集まり一緒に仕事している。在宅勤務は通勤がないぶん楽だけれど、やっぱり煮詰まるし、同僚達がどういう状態で仕事をしているのかわからないので、全くお互いの顔を見たり…
子供が修学旅行で家をあけた某日、夫と久しぶりに夜の街に繰り出し、コメディクラブに行った。最後にスタンドアップコメディを見たのはたぶん子供が生まれる前、しかもデーブ・シャペルがサンフランシスコに来た時ではなかったか。アメリカでは、有名なコメ…
サーチギャラリーで開催中の「Beyond the Streets LONDON」展。ストリートから生まれたアート、音楽、ファッションに焦点を当てた展示です。ストリートをそのまま屋内に持ってきたかのような展示昔懐かしい感じのレコード屋再現もありました。中ではとっかえ…
高級デパートハロッズに巨大草間彌生が登場して話題になっていました。どーんどどーんどどどーんこれ、草間彌生とルイヴィトンとのコラボのディスプレイでしたこんな感じで水玉模様の商品がたくさんアンドロイド草間彌生もいて目をぱちぱちさせながら絵を描…
南北朝か唐の時代に描かれた絵巻物「女史箴圖」、大英博物館が所有していて、一年に数週間だけ公開される。日本だったら飛鳥時代、いやそれ以前のものなので、滅茶苦茶古い。そして絹の上に描かれていて、非常にデリケートで光に弱いらしい。なので本当に期…
バッキンガム宮殿横にあるクイーンズ・ギャラリーでは、王室が所有する美術品を見ることができます。以前はレオナルドダヴィンチの習作やメモなどの展示を観に行ったことがありますが、それも王室がコレクションとして持っていることをすっかり「忘れ」てい…
広いようで狭い、狭いようで広い、でもやっぱり広いようで狭いロンドン。なので、引っ越してきた当初はきっとどこかで有名人にバッタリ遭遇、なんてことがあるに違いないと思っていたが、今のところあまり無い。全く無いわけではないが皆が知っているような…
春の陽気が大分心地よくなってきたロンドン、でも油断するとすぐ風が冷たくなるロンドン。今週末は特に何かが飛び始めたのか?ロンドン暮らしも数年が経ち、とうとう許容範囲を超えてしまったのか?激しいクシャミと滝というより緩んだ水道の蛇口のように鼻…
毎年9月、ロンドンでは様々な建築物を一般に開放してくれるイベント、オープンハウス・フェスティバルが開かれています。普段は一般に開放されていないような建築物の中に入れたり、様々なレクチャーやツアー、アクティビティが開催されたり。openhouselondo…
Aldgate Pumpの近くにある教会、聖ボトルフ教会です。この教会、地図で見ると正式名称がSt Botolph without Aldgateとなっています。最初この「Without」の意味が良くわかんなかったのですが、600メートル離れたところにも、St Botolph without Bishopsgate…
東ロンドン、Aldgateにある、ポンプ。その名も、Aldgate Pump(そのまんま) オフィスビルが立ち並び、道路が分岐するところにぽつんと残っているこの古いポンプ。1200年代ごろには、すでにこの場所に井戸があった記載があるそう。 (Wikipediaより)当然ち…
スピタルフィールズマーケットの前にある、ヤギの像。 なぜヤギ・・・?!もともとは食品市場だったスピタルフィールズ周辺。今はオサレな感じの食べ物やファッションの屋台が並ぶ場所になっているけれど、以前は多くの移民が移り住む、ごちゃごちゃとした、…
街を歩くと、様々な歴史に出会うロンドン。古い町並みや建物が残る中にも、近代的なビルも立ち並びます(まあ世界の大都市なんてみんなそうか)。Spitalfields Market周辺をウロウロしている時に見かけた、こちらはフルーツ・ウールの取引所。と思って中に入…
ロンドンにもEatalyがとうとうオープン。イタリアの食材マーケットプレイスというか、イタリア食材のアミューズメントパークというか! 陳家はトリノにある一号店に、もうずいぶん前に足を運び美味しい思いをしてまいりました。marichan.hatenablog.com日本…
V&A Museumでやっているマリークワント展がとても良かった。デイジーのマークでおなじみのマリークワントは、私の世代にはコスメブランドのイメージが強いのだけれど、戦後、ミニスカートなど若者のファッションを生み出し、イギリスにファッションという新…
1月5日は十二夜。伝統的なクリスマスのお祝いは、実はクリスマスの日から12日に渡って続くものなのだそう。そういえばクリスマスの歌の中にも、12 days of Christmasを歌ったものもあるし、去年見に行ったシェイクスピアのお芝居のタイトルもTwelfth Nightで…
週末、イギリスの重要書類や古文書などが保管されているナショナル・アーカイブ(国立公文書館)で子供向けのイベントがあったので行ってみました。ロンドン南西、キュー・ガーデンという広大で美しい庭園も近くにあるエリアの、奥まったところにあるこの建…
ロンドンに越してきてから、イギリスの古典や歴史に親しむようになった小さいさん。ジェーン・オースティンに続いてはまったのはやはりシェークスピア。A Stage Full of Shakespeare Stories: 12 Tales from the world's most famous playwright (Volume 3) …
7月は大きいちゃん、小さいちゃんの誕生月。大きいちゃんはアラフィフに、小さいちゃんは9歳になりました。40歳を過ぎると年齢を数えるのをやめてしまうので、夫のも自分の年齢も実は何歳かすぐに答えられませんw まあいいや。大きいちゃんの誕生日当日は、…
週末になると何かしら無料イベントを探してはいそいそと出かけています。とある週末に向かったのは、ロンドン芸術大学のカレッジのひとつ、キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツ。ここのオープンハウスを覗いて来ました。学生のアートの展示も色々あり…
ロンドンに来てから、ハリー・ポッターにドはまりした小さいさん。以前は「ハリーポッター怖い」といって見向きもせず。マギー・スミスを見ても、たいていの子供はハリー・ポッターのマクゴナガル先生だ!と反応するところを、マクゴナガル先生の恰好をして…
先日郵便ポスト巡りをした勢いで、ロンドンのポスタルミュージアムに行ってきたらすごく楽しかった。実は子供の時になりたい職業の一つが郵便屋さんだった。誰かが紙に書いたメッセージが、どんなに遠くからでも届くというロマン、貼ってある切手の楽しさ。…
ロンドンにも色々な鳥がいます。意識してあまり撮っていないとはいえ、Google Photosで[birds]と入れて自分のアルバムを検索してみたら、それなりにありました。「なー、なんかよこせやー。なー。なーて。」バッキンガム宮殿に隣接するセントジェームスパー…
イギリスの王様女王様にはそれぞれロイヤル・サイファというのがある、と子供が教えてくれました。日本語でいうとお印みたいな感じだろうか、個人のイニシャルをかたどったものです。こんなの!そして、イギリスの郵便ポストには、それが建てられた時代によ…
もう2月、あっという間に夕方真っ暗になるロンドンの冬も、少しずつ日が長くなってきた。雪が降る日も何回かあり、カリフォルニア生まれの子供は生まれて初めての雪を舐めようと、空に向かって舌を出して大喜び。とはいえ、全然積もらないんですけれどね。雪…
ドローン騒ぎで旅行もキャンセルになって手持ち無沙汰になってしまったが、わざわざ世界中から人が観光しに来るところに住んでいることを忘れてた。サマセットハウスにしつらえられたアイススケートリンクの横には、フォートナム&メイソンのポップアップシ…
あっという間に12月。去年の今頃は、ロンドンに行くことになるかも・・・と急にワチャワチャし始めた時期だった。そして気がつくと1年後、その時とは全然違った環境で年の瀬を迎えていることの不思議。不思議と言うか引っ越したからここにいるわけだけど、引…
サラリーマンが行き交う金融街にあるバンク駅。地下鉄の駅を出ると、歴史も質感も重厚な石造りの建物、銅像の数々。白い背景の街を行き交うビジネスマンは皆ダークスーツ。シャープで格好良く見えるけど、オフィスの窓から見えるデスクはコンピューターのモ…
ロンドンと一口に言ってもとても広いですが、そんなロンドンをくねくねと流れるテムズ川で行われるボートレースを観に行きました。https://www.greatriverrace.co.uk/www.greatriverrace.co.uk1988年に始まったというこのレース、全長34キロほどあるコースを…
バタシーの川沿いにある大きな公園、バタシーパーク。テムズ川の南側、観光ではあまり行く機会もないかもしれませんが、橋を渡ればすぐに向かい側はチェルシー、さらに進めばケンジントンと立地的にはとっても良い場所です。ロンドン到着当初はこの公園に、…