愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

221B

広いようで狭い、狭いようで広い、でもやっぱり広いようで狭いロンドン。なので、引っ越してきた当初はきっとどこかで有名人にバッタリ遭遇、なんてことがあるに違いないと思っていたが、今のところあまり無い。全く無いわけではないが皆が知っているような人には遭遇しない。

もしかしたら有名な地元のサッカー選手とか、イギリスのお茶の間では有名人的な人はウロウロしてるのかもしれないが、なにしろイギリス大衆文化はまだまだ初心者なので、気付かない(苦笑)。本当はベネディクト・カンバーバッチに遭遇したいのになあ。

カンバーバッチにはなかなか会わないが、有名な場所にはばったり出会うことがある。

先日出かけた先が近かったので、ちょっと足を延ばして見に行ってきたのは、ベーカー街221B

・・・ん?カムデン?

この店の名前にピンときた人もいるはず。

BBCシリーズシャーロックで、ベーカー街221Bの外観撮影に使われていた建物でした。

当然本当のベーカー街は観光地だし中心部過ぎて混雑もすごいし本当の撮影には使われておらず、比較的静かなこの場所で撮影があったそうな。


このサンドイッチ屋もこの店名そのままでドラマに登場する。ちょっと遅い時間だったのでシャッターが下りていたけど、建物じたいは思ったよりもコキタナイ感じだった。シャーロックとワトソンが住んでいることになっている部屋には、以前は韓国の留学生二人組が住んでたそうな。

とはいえ外観の撮影だけで、中の撮影はロンドンではなくて確かカーディフでやっていたらしい。

この建物は19世紀のイタリアの政治家・革命家のジュゼッペ・マッツィーニが住んでいたこともあるらしく、そのことが記されているブルー・プラーク(青くて丸いやつ)もついていた。ドラマではよく見ると、このプラークの上に照明ライトをかぶせてごまかしてあった。

現場からは、以上です。