愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ようやく注射

日本では4月から小学6年生、イギリスではすでに中学生(7年生)をやっている我が家の11歳児。イギリスでも中学生のコロナ予防接種は去年から始まっていたのだけれど、なぜか12歳以上が対象だったため、早生まれの我が子は中学生だけど11歳だから予防接種が受けられない、という憂き目にあっていた。

インフルエンザの予防注射もしかりで、今までは小学校で普通に集団接種を受けていたのに、中学校では12歳以上が対象です、と言われ、学校では受けられず。11歳の中学生もいるんですけど・・。

かかりつけのGPは、インフルエンザの予防接種は学校で受けるのが普通なので、うちではやりませんと言うし、意味不明。仕方がないのでお金を払って薬局で打ってもらったのだった。

そんな学齢の変な隙間に引っかかってしまった小さいさんだったけれど、先日NHSからコロナの予防接種対象が5-11歳になったというお手紙が来て、ようやく接種を受けることが出来た。周囲からマスクをする人がどんどんいなくなる中、自分は予防接種まだだしと自主的にずっとマスクをしていた小さいさん、良かったね。

場所は私が二回目を受けたのと同じ、科学博物館。私の時は博物館の本館のスペースで大規模にやっていたが、今回は博物館の裏手にある古い建物の小さなスペースに、3人子供が待っているのみだった。

船の大きな模型のあるスペースが受付、待合になっていて、その奥にある小窓がついた部屋が接種部屋。子供のおもちゃが色々並べてある。幼稚園ぐらいの子供が受けに来ていて、注射が怖いとまず泣き、チクっとやられて泣き、その後は痛みというよりは、怖くて痛い注射をされたという事実に対する抗議と怒りの号泣という3段階泣きをしていた。

子供向けにはファイザー、用量も子供向けに少なくしているとのこと。ただ我が子は私より背丈があり、下手すると高校大学生と間違えられる位なのだが・・ぎゃんぎゃん泣いていたさっきの小さい子と同じ容量なのかと思うと変な感じであった。12歳以上になると大人と同じ容量らしい。そしてクラスの9割の子供は、早生まれの我が子よりも小さいのであった。年齢で切り分けるって時に微妙ですね・・。

無事接種を終えた後のご褒美は、博物館近くにあるトンボカフェで抹茶のソフトクリーム。ロンドンには辻利があるのだけれど、そこのよりここのほうが好きかもしれない。しかしカフェインに弱い私、午後2時に子供と同じこの抹茶ソフトを食べたら、朝4時まで眠れないという憂き目にあってしまったのでした、トホホ(子供は熟睡。苦笑)

ちょっとだけ腕が痛くなった位でその後も副反応無し。良かった良かった。