旅・イタリア
いつも旅行というとよその街をガツガツ歩き回り、楽しいけど疲労して帰って来ることの多い我が家だが、私の理想の休暇は本当は山のなにもないところでぼんやり本を読んだり、地元のご飯を作ったりして過ごすこと。それもなかなか実現しないのだけれど・・。…
思い出したように書いている過去の旅日記、年末も間近になってしまったけれど今年の2月のフィレンツェ旅行の続き。フィレンツェにかかるヴェッキオ橋。昔のロンドンをタイムトラベルする本を読んでいて、17世紀のロンドン橋は、橋の上に家や店が立ち並んでい…
冬のイタリア旅日記、やはりフィレンツェといえばメディチさん家の栄華のあとをあちこち巡るのがお約束。サン・ロレンツォ聖堂、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、メディチ•リカルディ宮。欧州に来て色々な大聖堂を訪れているけれど、メディチ家が絡…
宿から歩いて、朝ご飯とも昼ご飯ともつかないものを食べに街の市場へ向かう。イギリスとはまた違う、狭い路地、古い建物が立ち並ぶ石畳を歩いて行く。そこにオートバイや軽自動車もやってくる。中世の時代からきっと変わらない路地も、何日かたつと、店の看…
2月の学校の休みに駆け足で行ったイタリア旅の記録。直前まで仕事をヒーヒー言いながらやり、ほとんど下準備も下調べも無しに飛行機に飛び乗るというお決まりのパターン。フィレンツェに着いたのはもう夜も暗くなってからだった。空港からちょっと電車に乗り…
おしゃれして歩きたいならやっぱりパリよりミラノなのかも。素敵なカットの素敵な生地の素敵な色目の素敵な服を着た人が老若男女たくさんいた(ベイエリアやロンドンはもう言うもがな) イタリア人のおじさん頭ツルツル黒縁メガネ率とても高いスタンリー・ト…
昔の味再訪 ミラノに行ったら行きたい店があった。13年前に初めてミラノ風リゾットと、カツレツを食べた店。marichan.hatenablog.com実は店名を覚えていなかったが、当時撮った写真と、「ミラノ カツレツ レストラン」みたいな検索で名探偵はすぐに店を突き…
ミラノからロンドンに戻る最終日、朝から最後の晩餐を見に行った。ダビンチの有名な絵は、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会、の横にある修道院の、食堂だった建物の壁に描かれている。見学は予約制になっていて、かの有名な壁画を見ることができる時…
ヴェローナ滞在後、陳家は電車に乗ってミラノへ。ミラノまでは電車で2時間弱ぐらい。中距離列車なので、イギリスの感覚で駅に行ってチケット買えばいいや、と思って向かったものの、いざ券売機でチケットを買おうとすると、3時間先の電車まで席が無いと出て…
3日目の朝に食べた面白い形のパン。 コッピア・フェラレーゼと言うらしい。後で調べてみたら、フェラレーゼという街で作られているパンだそう。味は取り立てて他のパンと変らない気もするのだが、ぐるぐる生地を巻いて焼いてあるからか、何か忘れられない食…
すっかり夕暮れになったヴェローナ、ドゥオーモの横には、今も機能している最古のものと言われている図書館がある。閉館間近だったがそこものぞいてみた。 ここにはビックリするようなどちゃくちゃ古い文書も沢山眠っている。今ではこうやってみんなが色々好…
どーも、ドゥオーモでーす ヴェローナの大聖堂(ドゥオーモ)はドゥオーモという名はついてはいるが、その前に見たアナスタシア教会のほうが大きいらしい。しかし12世紀頃に建てられたらしいので、こちらのほうが随分古い。1187年とあったので、ちょうど義経…
ヴェローナ3日目。この街がすっかり気に入ってしまった。大きな川もあり(水の近くにいつも住みたい)、お天気も良く(洗濯を干したらすぐ乾く)、太陽の日差しも程よく(じめじめのロンドンから来たから余計)、街並みは美しいがごみごみしていない。川を渡…
ヴェローナで借りたAirBnBは、個人というよりは短期アパートを貸している会社所有のところだったのだが、逆にそのぶん管理がしっかりしていてとても良かった。チェックインの時も、係の人が鍵を持って建物の前で待っていてくれて、部屋を案内してくれた後は…
ヴェローナ実質2日目は、ケーブルカーに乗ってサンピエトロ城のある丘の上へ。ケーブルカーは無人運転で比較的あたらしく、すーーーーっと短時間ですぐ頂上に到着。多分階段を上がって行っても結構すぐだったと思う。どの観光地もお約束通りケーブルカー頂上…
ヴェローナでの最初のお昼ご飯は、パパがセレクトしたEnocibusというお店enocibus.comかなり細い小路にあります。結構遅めのランチで行ったので客は私達だけ。とっても静かな店内、店のおじちゃんがゴテゴテの80年代の音楽が流れるラジオをかけてくれました…
イタリアというひとつの国が出来たのがそもそも近代で、昔はそれぞれの都市を色んな権力者や王侯が支配していた時代が長かった。というわけで、イタリアにいくとたいていそこのお偉いさんが建てたお城とか教会とかお屋敷とかがドーンとあります。カステルヴ…
毎回激しく歩き回る陳家のバケーション。旅から帰ると疲労困憊、バケーションのバケーションが必要…なんて感じになることも。しかし今回は病み上がり?だしのんびりしたい… とりあえず朝は時差もあって(1時間イタリアのほうが早い)のんびり寝坊。その間に…
イタリアはベローナに来ています。耳石のせいで酷いめまいを起こして3日目、午後の出発だったとはいえ、果たして大丈夫なのかすごく心配ではありましたが、なんとか症状は治まり空港に向かう電車に乗りました。 なにしろこの数週間仕事のストレスもあったし…
ベネチアに行く前に見た旅番組で、ベネチアには最近大型のクルーズ船が毎日のようにやってきて、お客がたくさん来てウハウハなのかと思えば、逆に大迷惑なのだという話をちょっとしていた。実際のところ、こじんまりとした小さな島であるベネチアに、巨大都…
毎回、旅先で気になったことやちょっとしたことを箇条書きにするシリーズです。 今回の旅ほど、世界特にふれあわない街歩きだったことはなかったかもしれない。一大観光地だからしょうがないのかもしれないけれど、街中に溢れてるのはたいがい観光客だし、お…
ベネチアで食べたものの覚書きです。 ベネチア島 Ostaria dal Bix ベネチアンマスクのお店の近く、小さな路地のところにあったお店。ちょっとワインを飲みながら、つまみにチケッティと呼ばれるカナッペ的なものをいただきます。街のいたるところにチケッテ…
雨の翌日は綺麗に晴れたベネチア。この日は滞在しているリド島から水上バスでベネチア島、そしてそこでまた乗り換えてムラノ島へ。ずっと日産MURANOは村野さんが開発したからだと思っていたけれど、なんとこの島にちなんで名づけられたんですねぇ。村野じゃ…
ベネチア到着翌日は、雨模様。午後からぽつぽつと雨が降ってきた。ベネチアの街は、小さな小路をひたすら歩いていると、しゅぽっと教会がある広場に出る、の繰り返し。聖ロクスを祀った教会。ペストの守護聖人だそう。By Francisco Ribalta - [2], Public Do…
水上バスヴァポレット 水の都ベネチア、町中どこにいくにも交通手段は船しかないこの島。ここで生まれ育ったけど船酔いしやすい、なんていう人がいたらずいぶん辛そうだ。リド島からベネチア島に向かうのも、ベネチア島内を移動するのも、水上バス「ヴァポレ…
夜遅くリド島に到着した陳家、早速翌朝フェリーに乗ってベネチア島へ。ベネチア島は車が走っていない。自転車さえも走っていない。移動は徒歩または船。写真に写り込んでいるような水上バスに乗ってあちこち移動する。もう乗っている先から、周囲は全部こん…
イギリスの学校は、学期の中間に1週間「ハーフターム」と呼ばれる休みがある。細切れに休みがちょこちょこあるのは嬉しいやら面倒臭いやらだが、今回の秋のハーフタームは、ベネチアにちょこっと行ってみた。ことのきっかけはこれ。Thea Stilton and the Ve…
妊婦日記も飽きてきたし、日記もだいぶ追いついてきたので、ずーっと放置されていた旅日記の続きを・・・。去年の9月、私の「悪魔の双子」ベッちゃんの結婚式のために飛んだイタリア旅日記。ミラノをウロウロし、フランス国境の山奥村で、イタリア人に珍しく…
映画博物館にはタワーがついていて、エレベーターで展望台にもあがれます。ところでこの博物館はとってもおすすめ!もっとゆっくり時間をとってみたかったですが、閉館1時間半前ぐらいに行ってしまったので、駆け足でしか見れずに残念。 トリノはアルプスに…
トリノでも、結局はあちこちを歩きまわって、いろんなものを食べていた気がする・・・・・。 トリノには、イタリアで最大(だったかな?)の青空市場があります。中心からすこし南下したところ。あまり観光客は行かないであろう、地元の人たちが生活する場、…