愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ちんくぇてーれ


妊婦日記も飽きてきたし、日記もだいぶ追いついてきたので、ずーっと放置されていた旅日記の続きを・・・。去年の9月、私の「悪魔の双子」ベッちゃんの結婚式のために飛んだイタリア旅日記。ミラノをウロウロし、フランス国境の山奥村で、イタリア人に珍しくプロテスタントのベッちゃんの式でフルートを吹き、そしてこんな山奥村でこんな美味しいものが!と大感動するほど滅茶苦茶美味しい思いをし、さらにトリノに行って食い倒れ・・・。過去のイタリア旅日記はこの日記の見出しの[travel-Italy]をクリックするとでてきまする。


トリノでさらに腹いっぱいになった後、まだ多少日程が残っていた陳家。街をうろつくのもちょっと疲れたし、どこかのんびり出来るところへ・・・・。最初は車を借りて、それこそピエモンテのワイン生産地の農家に泊まることも考えたのですが、結局は海のほうに出ようということに。


向かったのはチンクエ・テッレというところ。イタリア語で「5つの土地」ほどの意味で、山がせり出した海岸線に、小さな街というか集落が5つ、ちらばっています。ユネスコ世界遺産にも指定されているらしい。トリノから電車に乗り、そのうちのひとつ、Vernazzaというところに向かいました。


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途中で地元の各駅停車に乗換え。ローカルな電車ではありますが、スーツケースやバックパックを持ったアメリカ人があちらこちらに・・・・まあ、世界遺産だし、多少は覚悟していたのですが・・・


電車を降りたら・・・・ここはフロリダですか?と言いたくなる位、原色のポロシャツに短パン、スニーカーのアメリカ人年寄り観光客ばかりが・・・・英語しかきこえんし・・・・


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実はここ、アメリカのNHK教育テレビみたいなのに出ている、ヨーロッパ専門の旅ガイドリック・スティーブスというおっちゃんが、テレビやガイドブックで「穴場」紹介するようになってから、それまでひなびた漁村だったところに、どわーーーーっと人が大挙して来るようになったらしい。日本でいったら最近の高尾山みたいなものか?!?!(違)


それまでイタリアの街中や山奥をウロウロしていたので、ほとんど観光客に遭遇することがなかったのに、最後の最後にこんなに英語しか聞こえず、土産物屋が乱立するところに来てしまった・・・・!!!!これはヒドイ、とちとへこむ。いや、実は私達も会社の同僚(リック・スティーブスの大ファンということが後に判明)が激しくオススメするので、選んでしまったのですが・・・(苦笑)


でもこの風景。


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アングルを変えると、こんなに人がいるんですが・・・(笑)


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Vernazzaは、チンクェ・テッレの中でもレストランなどが多いので、昼間にどわーっと人が集まり、夜になると電車に乗ってそれぞれの集落に泊まっている人たちが帰っていく・・というパターンはあるようです。一番賑やかなところに来ちゃったわけね。