愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ロンドン師走日記

あっという間に12月。去年の今頃は、ロンドンに行くことになるかも・・・と急にワチャワチャし始めた時期だった。そして気がつくと1年後、その時とは全然違った環境で年の瀬を迎えていることの不思議。不思議と言うか引っ越したからここにいるわけだけど、引っ越しも自分の転職も、粛々とやって気がついたらしれっとヨーロッパでこうして暮らしていることはなんだかシュールである。そんな年の瀬のロンドン日記。

クリスマスマーケット

アメリカでは宗教上の云々から、もうメリークリスマスとは言わずにハッピーホリデーで済ませるけれど、ヨーロッパはまだまだキリスト教の国なので、当然ながらクリスマスが幅をきかせまくっている(笑)

週末にもなるとあちこちでクリスマスマーケットが開き、我が街の広場でもクリスマスツリーの点灯式があり、パパがPTAの屋台でホットドッグを売ったりと大活躍。

ハイドパークのクリスマスマーケットがすごいとの話を聞いたので、週末の夕方向かってみたら、クリスマスマーケットどころではない、一大遊園地みたいになっていて、ものすごい人混みだった。こんなに混んだ場所に行ったのは、明治神宮の初詣以来かもしれない。まずアメリカでは考えられない人、人、人。地下鉄もぎうぎう。

ウィンター・ワンダーランドと称するこの場所は、カリフォルニアで行ったらサンタクルーズのボードウォークをもっと派手にしたような感じ。電飾で目が・・・目が!

とりあえず小さいさんをゴーカートに乗せてみたり家族で高いところをぐるぐる回るやつに乗ってみたり、ドイツ風屋台でソーセージを食べてみたり。

なぜかイギリス人、映画マンマミーアとかグリースとか、ああいう感じの昔の音楽が大好きで、そういうのが大音量で流れてきてはみんなで合唱する。わからんw

巨大なソーセージグリルや

豚の丸焼きを背景に、景品でもらった豚のぬいぐるみの写真をとる子供

巨大ハリボー(グミキャンディ)の量り売り。調子に乗ってとるとすごい高い

他にも氷の彫刻コーナーなどもあったらしいが、とにかく殺人的な人混みだったので、疲れて帰ってきた。

会社のクリスマス会

久しぶりに会社でのクリスマス会、と言うのにも参加した。シリコンバレーで働いていた時は、でかい会場を貸し切って、ここは竜宮城かいなというようなパーティーが繰り広げられていたが(どういう表現w)、現在の職場は現地の中小企業。こぢんまりとソーホーにあるレストランでのお食事会、であった。

しかしこれを侮ってはならない。

会場のレストランに向かう前に4時ぐらいからオフィスでワインが開かれ飲み始め。

その後地下鉄に乗りソーホーへ、向かうのはレストランではなくて近所のバー。あまり飲めない私は酒抜きカクテルを飲んでいたが、横ではテキーラショットが炸裂・・・、1時間の間にマルガリータ3杯飲んでる人もいるし!

その後レストランでも酒宴は続き(個室で良かった)大学でやったような飲みゲームや歌まで始まった・・!

酔って半目になったボスと、ろれつが回らないボスがやってきて私に仕事の話をしようとするのだけれど、「ねぇ、あの案件のことだけどさ〜・・」「しょ、しょれはでしゅねぇぇぇ〜」とまるで話にならない。

ろれつの回らないボスが家に帰ろうとすると、営業の男の子がそうはさせませんよ〜〜!とタックルして連れ戻す。ここは、一昔前の日本かー?!

・・・イギリス人と日本人って、やっぱりなんか似てるかもしれない。

行ったお店はソーホーにあるShack Fuyuという和のフュージョン系のお店。ここのデザート、きな粉フレンチトースト抹茶アイス添え、前から食べたいと思っていたので、行けて良かった(笑)。

クリスマスイルミネーション

アメリカにいた時は、クリスマスの季節になると浮かれ電飾と言って一般の家庭がまるで歌舞伎町のようになっていたものだった。

marichan.hatenablog.com

イギリスの一般家庭では、クリスマスツリーは飾っても家の外をガンガンに電飾で飾る、というのは見られない。でもその代わり、街に出るとストリートごとにいろんな電飾があってキレイ。

これはまた週末に鬼のように混みまくるリージェントストリートの電飾。

そしてソーホーでは・・

ソーホーにあるカーナビーストリートは、ボヘミアン・ラプソディーの歌詞が電飾になっている。ここずっと見に行きたかったところ!でもクイーンの音楽とかはかかっていなかった。



朝も暗いし、夕方も4時半になると真っ暗になってしまう今日この頃。気温もぐっと下がってきて、久しぶりに感じる冬〜!と言う感覚。そんな中でやはりこうやってクリスマスに向けて電飾が煌々と灯っていると、なんだか気分も上がって、冬もまた楽し。