子供が通っていたアメリカの小学校では、PTAや学校の行事や連絡にKonstellaと言うアプリを使っていました。
さてイギリスの小学校ではどうでしょう。
学校関連の支払い系
子供が通う小学校では、School Gatewayというアプリが使われています。
このアプリでできる機能は色々あるんですが、うちの学校ではその機能のうち、給食費やクラブ活動、アフタースクールなどの支払い機能だけ使っている模様。
イギリスに来て何に感動したかって、アフタースクール代が1回5ポンドと滅茶苦茶安いこと。全体的に習い事やアフタースクールなどの費用はアメリカよりも全然安いです。
アメリカにいた時は、オンサイトで見てくれるアフタースクールは年度の始めに申し込まないといけなかったし、フルで入れると月440ドルもしてました。
それに比べると、このアプリを使って、必要な時に必要な日数だけ申し込めるの、すごくありがたい!!!空きさえあれば、これを使ってその日にでも申し込めます(これはウェブサイトの画面。アプリとウェブ版あり)。
あとはメッセージ機能もあるんですが、今のところこれを通じて来たお知らせは1度だけ。しかも新着メッセージありという通知がこなかったので見逃しました。なんぞ!
このアプリ自体はその他に、子供の出欠状況をトラックしたり、学校の時間割や子供の勉強の進捗状況などがリアルタイムに共有されたりと、色々便利な機能があるみたいなんですが、なぜか使われていません。
学校からの連絡系
学校から隔週でニュースレターが届きます。これは最初はPDFがメールにくっついて来ましたが、最近はMicrosoftのSwayのリンクが来るようになりました。これは携帯からでも見やすい。お知らせごとにスワイプして内容を見れます。
子供が紙に印刷されたお知らせやお手紙をもらってくることもありますが、だいたいの連絡事項はこれでわかります。うちの子供は学校からお手紙もらってもすぐ無くすので助かる・・。しかし、連絡帳っていう文化は面倒だけど子供が自己管理する最初の方法としては必要じゃないかな、という気もする。
あと面白いのは、校長先生や担任がツイッターアカウントを持っていて、学校の様子、クラスの様子などがツイッター経由でアップデートされること。ただうちの担任はやってないのと、そんなにしょっちゅうアップデートされないので、本当におまけ的な感じではあります。
本当は、もっと先生とコミュニケーションを取ったりしたいんですけどねぇ・・先生のメアドも知らされていません。やはり先生の負担が大きくなるからかしらん。今のところ先生と話せるのは、子供をピックアップする時ぐらいです。
アメリカでは先生から毎週メール来てたし、教室の出入りも自由だったので、先生とオンライン、オフラインでコミュニケーションとる時間がたっぷりあったので、そこはちょっと不満。
保護者面談申し込み系
学期ごとにある保護者面談、teacher-parent conferenceとアメリカでは呼んでいましたが、こっちではparents eveningと言います。行くのは必ずしも夜じゃないんですけどね。この申し込みは専用サイト、Parents Evening Systemというサービスを使ってサインアップしました。この申し込み機能、School Gatewayにもついてるらしいんですけどねぇ・・、なんで別のサービスを使うんだろう。
ちなみにアメリカでは30分先生と話す時間があったのですが、こっちではたったの10分!もちろん多少時間は伸びましたが、短っ!!
親同士の連絡系
クラス全体の親同士の連絡はもっぱらメール。一応PTA Eventsという、PTAが何かイベントをする時にチケットを売ったりファンドレージングをしたりできるウェブサイトに学校のコミュニティがあって、そこからクラスごとのメーリングリストにサインアップするよう指示があったのですが、半分ぐらいの親しか登録してない。ので、先生にクリスマスギフトを用意するので集金しますとか、そういう話は普通に一斉メールが来ます。
面白いというか、どうなのかなーと思うのは、クラス内の親同士の連絡メール、お母さん達のメアドしか入ってないこと。アメリカにいた時はPTA関連の活動は、お父さんお母さん関係なくやってたので、これはちょっと旧時代風でびっくりしました。
・・・というわけで、アメリカにいた時と比べて、いろんなツールが混在していてちょっとイマイチな、子供の小学校のPTAアプリ事情というか、コミュニケーション事情でした。School Gatewayは便利だと思うし、できればこれに一本化してほしいんだけどなあ・・・。