愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ベルギー旅④ ブルージュの広場でドッキリ

ブリュッセルから1時間ちょっと電車に乗って向かったのは、ブルージュ

ベルギーの中でも中世の街並みがよく残されている、世界遺産になっている場所です。

ブリュッセルから電車に乗った時点で既に外は真っ暗。今回少し残念だったのが、旅程のほとんどを、このタイムカプセルのような美しい観光地の中で過ごしたので、ベルギーの人達の本来の暮らしぶりを見る機会が全くなかったこと。電車の窓の外も、行きも帰りも始終真っ暗闇で、ほとんど何も見えませんでした。

グランプラスも素敵でしたが、ブルージュの広場の方が個人的には好きでした。こちらも周辺にクリスマスマーケットが立ち、建物がライトアップされています。これは広場に象徴的に立つ鐘楼。

アイススケートリンクも設置されています。ただし最近のヒット曲をガンガン流すのがちとウルサイ。

後日ちょっと高いところから撮った写真、左手にクリスマスマーケットコーナー。大混雑。馬車もウロウロしています。

ここはディズニーランドじゃないぞ!本物ぞ!変な着ぐるみとかウロウロしてへんぞ!

広場の周辺は全て商店街、そして広場から少し出たところにも色々とクリスマスマーケットのお店が出ています。

アメリカのカウンティーフェアーとかイギリスのストリートフェアにもありそうなこんなお店とか

チーズ・・・!

なんだかどこを切り取っても美しい、なんだか夢の中にいるような世界、しかしどこも人だらけ。夢心地なのと人混みの凄さに、もう写真なんてどうでもよくなり、ブルージュ初日の夜はただひたすらウロウロ、ウロウロしていました。

どこの路地も、地元の人なんてこれっぽちもいなくて、私みたいな旅行者がみんなウロウロ、ウロウロ。ある意味ここもディズニーランドか・・。

今回本当にベルギーのことを何も知らないまま来てしまったので、本当にぼんやり街並みを眺めて過ごしたかもしれない。何か勿体ない。ヨーロッパに住むと、いろんな国が近くなってつい手当たり次第に行っておけ!みたいになりがちなのも、良くないなあ、とふと思ったりも。

でもまあ、この国を知る第一歩ってことで良いのでしょうか。フランスやオランダと抱き合わせでまた来れるかもしれないし。年末の旅としては、雰囲気を楽しむぐらいの気楽なのも、良かったかもしれません。・・って、贅沢な悩みですね。

と、周辺をウロウロしてまた広場に戻ったところで、本当に目の前でいきなりフラッシュモブが始まった・・!

何かお兄ちゃんが1人でマイケルジャクソンの曲に合わせて踊り始めたと思ったら、周りから女の子たちがぞろぞろと出てきて、みんなで踊り始めたぞ!

どうも、みんな地元のダンススクールの生徒さんのようです。多分最初に1人で踊っていたお兄ちゃんが先生。途中で輪の中に戻ってきて、ちょっと微妙にマイケルっぽくないシンプルなステップの踊りを披露していました。

・・と、最後にガールフレンドをみんなの前に引っ張り出して来たと思ったら、片膝ついて、指輪出していきなりのプロポーズ!マヂですか!

彼女は滅茶苦茶驚いてとっても感動してプロポーズも泣きながらオッケーでした。良かったね!

ちなみに踊っていた曲はThe Way You Make Me Feel でした。ビリージーンとかじゃなくて良かったね。

いきなりこんな路上アトラクションに遭遇してさらにディズニー度が増してしまったブルージュの旅もしばらく続きます。