愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

新学期・日食

新学期当日はアメリカで何年ぶりかの日食の日でした。

確か前回は子供が生まれた頃だったな〜、窓からの光で家に三日月の影ができたのを覚えている。

Google Photoありがとう。自分のアルバム検索したら出てきたw

周囲ではオレゴンに日食を見に行くという人も結構いて、それなりに盛り上がっておりましたが、残念ながら我が家は学校1日目(実際は学校休んで行ってる子もちらほらいた)。

でも学校でちゃんと日食用のメガネを用意してくれていて、特別授業もやってくれました!

これ、どちらかというと学校側が用意したというよりは、PTAが提案して学校とコラボした形。アメリカの学校、PTAがかなり色々イニシアチブを取っているなぁと感じることが多いです。

周囲がすっかり盛り上がっている間に、日食用のメガネの用意など全く忘れていた私。

メガネ欲しさに小さいちゃんの新しいクラスで、日食授業のボランティアをしてきましたw


学校の授業はこんな感じ↓

  • 教室で日食の説明と、メガネの使い方のビデオ鑑賞。


  • 子供達校庭へ。そこで先生が3人、太陽、月、地球の格好をしてぐるぐる回りながら、日食がどうやって起きるかのプレゼンテーション。



  • 早速空を見上げると・・


      曇り。何も見えん!!


  • 教室へ戻る orz



  • 観察したことを絵と文章にする。ここで子供達を見回ると、個性的な絵を描く子、隣同士で似たような絵を描いているグループ、何も見えてないのに見えたような絵を描く子、全く我関せず消しゴムに鉛筆を刺すことに集中している子、本当に様々w



  • 観察記録を発表。前に出て、プロジェクターに絵を写す。ちなみに今年の担任の先生は、声を張り上げるタイプではなく、すごくソフトに話す先生。そしていつも小さいマイクを装着していて、マイクとスピーカーを使って話します。子供がどんなにうるさくてもこれなら平気w



  • もう一度外へ。雲が切れてきて、そこから太陽が覗いてきた。おお!

https://www.instagram.com/p/BYETp7ZlCZt/



  • 雲がいい感じにうっすらかかっているので、本当はいけないんだけど、つい肉眼で見たくなる感じ。実際日食メガネをかけると真っ暗で何も見えずw携帯カメラを通じて見るのがちょうど良いくらい。



  • 教室で観察記録、さらに太陽、月、地球の形に紙を切り色を塗り、それを紙と割ピンで止めて日食の時の惑星の並びを再現できるクラフト作成。親がピンを止めたりするのを手伝う。



  • 最後にもう一度外へ。ほぼ日食が終わりに近づいたタイミングでようやく晴れ。クッキーをかじったぐらいな感じの日食が、ようやくメガネを通じて見えた。子供たち大フィーバー。

日食の授業だけで午前中全部使いました。

そうこうしている間にも、教室には親がフラッと顔を出して写真だけ撮りに来たり、校庭で日食一緒に見に来たり・・と色んな親が出たり入ったり。

去年は、子供たちに本を読ませてディスカッションさせたりと、リーディングの手伝いをぼちぼちやったけれど、ボランティアをやりながらいつも驚くのは、学校と親の近さ。PTAやボランティアなどを通じて、親もかなり運営や日々のことに関わっている感じです。

でもこの近さがありがたくもあり。特に教室にヘルプとして入ると、授業の様子や子供の様子がよくわかるし(そういえばこちらは参観日は無い。いつでも来ていいから)、それぞれの子供の個性も面白いほど違うのがわかるのはなかなか興味深いです。

完璧主義でなかなか作業が終わらない子、日食メガネが顔から落ちたら目が潰れるんじゃ無いかと心配して日食見ない、とシクシク泣く子、配られたメガネをすぐなくす子、まあ色んなことをよく知っていてペラペラ発表する子、全く作業をしないで全然違うことに集中している子・・。

我が子はといえば、クラスでいちばん年下の勢いなのに、背がいちばん高くて落ち着いて見えるせいか、しょっちゅう落ち着きの無い子の隣に座らされています。そして今年も、また・・(苦笑)。

新しいクラスでは、仲良しとはことごとく離れ離れになってしまった小さいさんですが、新2年生、一体どんな冒険が待っているでしょう。