子供が学校に行っていると、学校やPTAからなにやかやとお知らせが来るのは日本もアメリカも変わらず。私が子供の頃はわら半紙のプリントを沢山持って帰っていたけれど、最近はどうなんでしょう。やはりメールのやり取りに変わっているんでしょうかね。
我が子の通う公立の小学校では、PTA活動を含め全ての連絡にKonstellaというアプリを使っています。
ウェブ版とモバイル版がありますが、私は専らモバイルで。
学校全体の連絡スレ、PTAからの連絡、クラスごとやアクティビティごとのスレなどに分けてメッセージが届きます。もちろん自分のメアドへのプッシュも可。
今まで小冊子で回ってきた住所録も廃止され、先生や生徒の連絡先も、オンラインディレクトリで管理されるようになりました。保護者が自分で情報をどこまで開示したいか選べます(住所、メアド、電話番号など)。
小さいさんは今1年生ですが、この学校ではキンダーの時から毎週宿題が出ます。提出は週に1度まとめてだしますが、宿題のプリントも、先生がファイルをここにアップロードしておいてくれます。家で印刷しないといけないのがちょっと面倒だけど、子供は良く宿題ファイルを学校に忘れてきたりするので便利っちゃ便利。
アメリカの小学校は、親がボランティアに入る機会も多々あり、それもPTAが主体でやっています。美術やガーデニングのクラス、キンダーの体育のクラスは親が教えてたりもするし、イベントの手伝いや、お弁当を食べる間の監督など色んなヘルプが必要。このアプリでは、いつどんなヘルプが何人必要か知らせてくれます。
私は週1回、入れる時にリーディンググループの補佐に入っています。クラスの子供をレベルに合わせて5つのグループに分けて、レベルにあった本を読ませ、内容をディスカッションし、文章を書かせる、というのを30分のあいだにやります。やってみると先生って大変だ!っていうことがよくわかる。でも子供の普段の様子もわかるので教室に入るのはなかなか楽しいです。
毎週5人の親がこのグループのために必要になりますが、そのサインアップもこのアプリから。
この他にもイベントカレンダーや、撮った写真をアップロードしたりできます。
PTAのペーパーレス化は前から進んではいたんですが、去年はPTAからのお知らせはFacebookのコミュニティ、クラスごとの連絡はShutterflyという写真共有サイト、その他にメールが送られてくるので、情報があっちゃこっちゃにあって面倒でした。
これはどこも同じらしくて、連絡はYahoo Groupsだけどボランティアのサインアップは別のオンラインサービスで、みたいにいくつもツールを使わないといけないのでどの学校も大変らしい。でも今年は学校関連の情報がこれでひとつにまとまったのでとっても楽になりました。
Konstella、2年ちょっと前に設立された、サニーベールにあるスタートアップだそうで、LinkedInを見る限りでは社員が10人もいない小さいところ。iOSのダウンロード数はわかんなかったけど、Androidアプリのダウンロード数はまだ5000件だって。
まだまだ新しいアプリだけど、ぱっとこれに乗り換えを決めてくれたうちの学校のPTAもエライ!