珍しく大人だけの時間ができた平日の夜、旦那とディナー。
と言ってもおしゃれなディナーでも何でもなく、ヴィクトリア駅を出たところにあるマーケット・ホールと言うちょっとヒップなフードコートに行ってきた。
外観の写真さえ撮っていないのだけれど、この駅の向かい側にある。
ロンドンの色々なところに、おしゃれな屋台村的なフードコートやフードマーケットがぼちぼちあるけれど、その中でもこの「マーケット・ホール」はヴィクトリア駅前の他、ロンドン南西部のフラム・ブロードウェイの駅を出たところにもある。
これは不動産投資家のなんとかさんと、元アートギャラリーのオーナーで、Pitt Cueと言うバーベキューレストランの共同創業者であるかんとかさん達によるプロジェクトらしい。
今年の夏にはオックスフォードサーカスの駅近くにもイギリス最大規模のマーケットホールがオープンするらしい。さらにはロンドン以外のイギリス各地でも何箇所かオープンする計画もあるとか*。
フラムのにも行ったことがあるが、ここと比べるとずいぶんこぢんまりしている。
一方ヴィクトリア駅の方はさすがにターミナル駅なだけあって、仕事帰りの若者、そして修学旅行か何かか、スーツケースをゴロゴロ引っ張った高校生ぐらいの団体までやってきて大大混雑。って、内観の写真も撮ってないけれど。
しかしこれだけ混雑していても、大人だけで移動するとどんなに身軽か、子供抜きで出かける気楽さを久しぶりに実感した(苦笑)
2階建てのフードコートにはフィッシュ&チップ屋さん、ケバブ屋にパスタ屋、バーなど11店舗ぐらい入っていてとっても目移りする。
ロンドンのうどん屋さん「こや」も「こや子」と言うお店を出していて、めちゃくちゃ迷った。
お店のインスタあった、内装こんな感じ
しかし、写真のように閑散とはしていない金曜夜のフロア。ショッピングモールにあるフードコート同様、座席は早いもの勝ちなため、汁物注文したのに席がなかったらいやだなあ・・・と逡巡してまず頼んだのは
Baozi Innの点心セット。チャイナタウンにあるお店の出店なのだが、お店のフルネームはBaoziInn人民公社。な、なぜ人民公社・・。
お店のウェブサイトには「人民のための食堂と言う意味」って書いてあったけど、学校で習った人民公社の内容はちょっと違ったような・・?
しかし、この3色の蒸し餃子はどれも美味だった!具がそれぞれなんだったか今となってはすっかり忘れてしまった・・が、黄色いのは皮がターメリック風味・・だった気がする。多分。
ここのお店は中国北部のストリートフード&四川の影響を受けた広東風飲茶を出すそうで、ちゃんとお店にも行ってみたいなあ。
そして旦那が選んだのはこちら
Gopal's Cornerと言うお店のお魚カレー!Euston駅近くにあるRoti Kingと言うマレーシア料理屋さんのスピンオフだそう。
そう、このお店、普通のインド料理屋ではなく、「タミル・マレーシア料理屋」だって!!!マレーシアのインド料理!!そう、これは夢にまで見た、バナナリーフカレー!!!!
約12年前にマレーシアに行った陳家、そこで手づかみで食べるバナナリーフカレーに思い切りはまってしまい、滞在中ずいぶんと食べまくった。しかし類似のものはベイエリアで探しても見つからず・・。
昔の記事ですがこの、わんこそばならぬわんこカレー状態でどんどん持ってきてくれる様子を見てやってつかあさい・・(ちなみにマレーシアには結婚式出席のために行ったのだが旅行記はそこにたどり着くまでに未完に終わった)
マレーシアで何度か食べに行ったお店、実は世界的なチェーンでシリコンバレーにも支店があったので、帰国後嬉々として行って見た。しかし料理はバナナの葉ではなくステンレスのお皿に載って出てくるし、もちろんお店の人がカレーを継ぎ足しになどこなかった。そしてみんなフォークを使って食べていて、がっかり。
どうやら地域によって料理の出し方を変えているみたい。ロンドンにもいくつか支店があるようだがここではどうなんだろう。
と、話は飛んでしまったが、そんな中で久しぶりにバナナリーフに載ったカレーを見て感動。と言ってもフォークで食べたし、お店の人がおかわりを持ってくるような感じでもなかったが、バナナの葉っぱに載ってるだけで何か違う!と大満足。あーまた食べに行きたい・・
以上、餃子とカレーを旦那と分けて腹一杯。
こやの「けつねうろん」も食べ損ねたし、マーケットホール、また子供がいない隙を見て行きたい。