会社のトイレには、こんなものが置いてあります
右のスプレーのようなもの二つ。その名もV.I.Poo、そしてポプリならぬPoo-Pouri (Pooはウンコほどの意味)
数年前に初めてPoo-PouriのコマーシャルをYouTubeで見た時、これはぜったいジョークなんだと思っていました。
用を足した後にスプレーする消臭剤はよくありますが、これは用を足す前に、水面にしゅーっと吹き付けて、良い香りのするエッセンシャルオイルで香りの膜を作っておく、というもの。
そこに第2番(英語で大のこと)をいたすと、香りの膜が張られた水中にダイブするため、臭いが一瞬にして閉じ込められる・・・そして残るのは優雅な花の香りのみ!なんですって。ええほんとかそれ!
今の職場はオフィスもそれほど広くなく、またトイレにはシャワーもついていて、よく自転車通勤する人や昼間にジョギングする人がシャワーを浴びることもあるので、皆なんとなく大をするときにはオフィス内のではなく、フロアにある他社と共有のトイレに行く感じになっているのだけれど、本当に効果があるのか、試してみたくなったので・・。
朝いちばんで出社した時にやってみた!
ボトルを軽く振り、トイレの水面にシュッシュと4回ほど吹き付け、トイレに座る!
あとは通常業務を履行するのみ。
花の香りと他の香りが混然とした感じもしなくはないが、うーん、どうだろう。なんとなく不安になったので、業務終了後空中にもちょっと吹き付けておきました。
しばらくしてやってきた自転車通勤のボス。
いつも通り、シャワー浴びてくるわ・・・とトイレに入った直後、トイレから出てきて、「やっぱり別フロアのシャワールームにいってくる」
・・・完全犯罪失敗!!!!臭いは確実に残っていたようです。
よく考えると、大そのものが水中に沈んでいる場合、水面を通り抜けてまで臭いが伝わるということは、あまりないのではないか。だったら水面にエッセンシャルオイルを吹き付けるという行為は、どれだけ効果的なのか。また生産物が水面下にとどまらず水面上に浮上した場合は、どうなのか。
そういえば昔、「トリビアの泉」で、「おならを体から素早く切り離す方法」についてやっていたのを強烈に覚えているが(ぜひYouTubeなどで探してみてください)、生産物そのものの匂いだけでなく、出口近辺に残留する臭いの処理もポイントになっていた。
トイレでもおそらく、生産物の臭いに加え、生産物が水中に落下するまでの軌跡とその周辺に臭いは残留・拡散するのではないか。
水面にスプレーをかけただけで安心していてはダメで、とにかく素早く尻を拭いたり、素早くトイレの蓋をするなどの行為も、実は必要なのかもしれない。尻と水面の距離をいかに縮めるかも、臭いが空中に拡散される距離と時間短縮のカギとなりそうだ。
・・・などと色々な疑問がさらに渦巻く結果となってしまいましたが、次回、第二弾の実験を遂行する日は・・・・来るんでしょうか。
ちなみにこちらの商品、結構小さいスプレーだけれど1000円ぐらいします。高!
でも結局これを書きながら最後に気が付いたのは、完全犯罪を目指すなら、一番効果的なのはやはり「(尻と水面の距離をなくすため)最初から水中でやればいいのではないか」ということでした。いやしないけど。
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