地下鉄に乗って、Masjid India、リトルインディアへ。マレーシアにいるインド人は、イギリスの植民地時代にプランテーションの労働者として連れてこられた人たちや、貿易などに従事するために来た人達など色々で、人口の7%ちょいらしい。見たところだとインドでも南のタミル系の人達が多いみたい。タミル系といえば・・・踊るマハラジャ!陳家が一時ヘビーローテーションで見ていたこの映画・・・街を歩けば、いかにもこの映画に出てきそうな顔、顔・・・・。そして看板には独特の丸っこいタミル文字。ものすごく早口で独特のタミル語。街を歩いていると勝手に頭の中で踊るマハラジャの音楽が鳴り響く・・・もうたまりまへん!
やっぱり遭遇、踊るマハラジャ・ラジニカント兄貴の新作映画ポスター!
しかし平日のインド人街は「ソーセージパーティー」。歩いても歩いてもそこにたむろしてるのはインド人男、男、男だらけ。出稼ぎで来ている人も多いのだろうか、送金サービスの店の前に集う人多数。
そんな男だらけのインド人街でやっぱり目についたのは、男同士で仲良くお手手をつないで歩く姿。別にゲイとかそういう訳ではなくて、普通に友達同士でつないだりするらしい。しかし例えば3人で歩いていて、右端と左端の男同士が、後ろでお互いの小指と小指をからませて歩いている姿はあまりにも意味深すぎましたよ・・・(笑)
さてところで陳家はインド料理狂いである。多分毎日インド料理を食べていてもぜんぜん平気で生きていけるであろう。そんな我が家が今もトテモはまっているのが「バナナリーフカレー」。バナナの葉っぱの上に、そのお店特製のカレーを並べてサーブしてくれる、定食みたいなもの。
陳家が気に入って通ったのがこのお店。
地元のインド人でごった返していましたが、あとで調べたらインドのチェンナイに本店があるチェーンらしい!なんとニューヨークにも支店があるのだとか・・・イイナア
席に着くと、バナナの葉っぱをお皿代わりにおいてくれます。そこに、カレーやご飯が入ったバケツを持った兄ちゃんたちが、入れ替わり立ち代りやってきて、わんこそば状態で載せてくれるのです。ではバナナリーフカレーができるまでをご紹介。
おかずは日替わりでちょっとづつ違います。
これで完成!あとは右手を上手に使って、ご飯とカレーをぐちゃぐちゃかき混ぜて素手でいただきます。これがうまいのなんのって・・・
とってもフレンドリーなクマールさん。「もっと食うか?」「写真とるか?」とどんどん継ぎ足しに来てくれます。
食べ終わったら、葉っぱを折りたたみます。
そして食後のコーヒー。こうやって器用に何度も高いところから注ぐと、泡だっておいしいコーヒーになるのです。コンデンスミルクが入っていて、甘くてうまい。
ああ、たまらんばい!
こんなのも食べました。
ここでの食事を今も思い出して、陳家は夜な夜な涙しております。ベイエリアでも類似のものが食べられるところを知っていたら、誰か教えてください・・・
このほかにも地元の人が買い物をするデパートでお買いもの。アメリカのブランド物の、工場ではねられて返品札がついているやつを、普通に、でもとても安く売っていました。旦那はOld Navyの、ラベルが破れてはねられたらしいショートパンツを200円ぐらいで買っていました。