愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

マレーシア3:クアラルンプールの歩き方

クアラルンプールの街を「歩いて」いるのは観光客ぐらい・・というのをどこかで読んだことがある。なにしろあまりにも暑いから、歩くのはアホな観光客だけで、あとはみんな車に乗っていますよ、と・・。でも実際そう!


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30度だよ〜、あぢーし、湿気もすごい。


もちろんお店が並ぶようなストリートには人がたくさんいるけれど、目的地まで1キロぐらいだから歩こうか・・・などという考えを起こしてはいけない。というかそのような考えを起こしたのは観光客の中でも私たちだけだったようで、おかげで二人ぽつねんと「道なき道」を何度か歩くはめになってしまった。


マレーシアの道路は・・・とにかく車がびゅんびゅん!そして歩道はあるにはあるのだが、途中で途切れたり、と思えば道の反対側に突如現れたり・・。これって道路というか、高速道路じゃね?というようなところに入り込んでしまったり(でも一応歩道らしきものはついているので、歩けないわけではない)。ただしたまーに地元の人も歩いているので(大体インド人のおじちゃんが一人ぽつんと歩いている)、おお、ここは歩行者進入可能なのね、と確認したりするのであった。


道を渡ろうにも横断歩道や信号などというものが無いところも・・・信号はあるにはあるところもあるのだが、例えそれが押しボタン式であっても、軽く5分は待たされるので、結局走っている車(そしてたくさんのスクーター)とのすきを見つけて道に飛び込み渡らなければならないのであった。ちょっとカイロを思い出す。もう少し歩行者に優しくしようよ・・・


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変わらずの信号・・


携帯で話しながらスクーターで爆走するおじちゃん、シートベルト?ナンですかそりゃー状態のポンコツ自動車。そして学校帰りのコドモを後ろに乗っけて走るスクーターも多数(もちろんノーヘル)。でも不思議なことに?マレーシア滞在中には事故は一度も見かけることはなかった。台湾では1週間いただけで自分が巻き込まれたのもふくめて4−5回は見たよ・・(もちろん新聞を読んでいるとかなりヒサンな事故の記事はたくさんあって、ヒドイのは事故を助けるふりをして被害者の財布や金のネックレスを取っちゃう人がいたり)。


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マレーシアの国産車プロトン



でも何よりもああいいなぁ、とほほえましかったのは、ライトアップされた街をスクーターに二人乗りして走るカップル。蒸し暑い夜の街を風を切って二人で走るなんてデートとしては最高のシチュエーションではないですか。うーん私もそうやって走ってみたかったよ・・・などとまたぼんやりとタイムスリップしてしまったのでした。はっ、いかんいかん。