愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

フランス語 はじめました その1

ふと思い立って今年の1月から細々とフランス語の勉強を始めました。といってもDuolingoという無料アプリを使って、時間がある時にちょこちょこ勉強する感じなのですが、気が付けばもう半年以上続いています。

特にフランスが好きだから・・というわけでもなく、子供の頃に大好きでよく読んでいた本の原作がフランス語で書かれており、絶版となっていたその本を丁度手に入れることができたので、いつかフランス語でこれをちゃんと読めたらなあ、と思ったのがきっかけ。あとはコロナで鬱々とした気分から現実逃避する・・という意味合いもあったかもしれません。

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Dolingoは、文章の穴埋めをしたり、単語カードを並べて指定された文章を作ったり、英語の文章をフランス語に訳してみたり・・というドリル形式の練習を繰り返して、単語や文法をひたすら覚えていく作業が続きます。短いフレーズの読み書き、単語や文法の基本的な勉強がコツコツできる感じ。なので「読み書き」には良いですけど、やはり「話す」部分はちょっと弱いです。

ただ今回は、本が読めるようになりたい、が第一の目標で、フランス語が話せるようになりたい、フランス人と交流できるようになりたい、という思いがあまりなかったので、その点はスルー(笑)。それでも、作文の練習の時には、フランス語の音声入力機能を使ってみたりとちょっと工夫はしています。

通った高校ではフランス語の授業があり、その時基本的なことは習っていたのですが、動詞の活用もややこしければ、女性形男性形、前置詞や形容詞も性別や数でどんどん変化する、こんなの無理~!と1年で投げ出してしまいました。ところが年をとってから改めて学びなおすと、あんなにややこしいと思っていた文法が、不思議とするすると頭に入ってくるのが不思議です。

今回は教科書を使ってがっつり文法を覚えこんでいるわけではなく、とにかくDuolingoに出てくる問題を、特に解説も見ずに解きまくり、そこからパターンをなんとなく見出して身に着ける・・という方法を取っているのですが、この感覚的に学ぶ方法が自分には合っていたみたい。アプリのいいところは、間違ったら正解するまでなんども繰り返し練習できるところ。ちょっと公文ぽくもあるのかな?!とにかく繰り返すことで、深く考えずになんとなく覚えていこう・・という感じです。

あとは長年英語圏で生活して英語のボキャブラリーが増えたことにより、フランス語の単語も覚えやすくなった気がします。英語にもラテン語やフランス語がルーツの単語が沢山あるので、当たりを付けやすい。日本語でいうところの熟語や漢語的な言葉、みたいな感じでしょうか。

あとは、もう10年以上前にちょっとかじったイタリア語も役に立ったり立たなかったり。英語とは全然違う言葉でも、イタリア語に似た言葉がある、というシチュエーションにも時々遭遇しておお、となります。ラテン語を知っていたら、もっとヨーロッパ言語の世界は広がるんだろうなあ。一方でイタリア語とフランス語の単語や文法がごっちゃになるという弊害もたまにあったりはしますが・・。

そんなこんなで、時間がある時にちょっとだけでもやる、という感じなので進捗的にはレベル1がもうすぐ終わる程度ですが、それでも半年前と比べると随分フランス語が分かるようになった気がする!

とりあえず、先日子供が学校の授業で見ていたフランス語版ぺパピッグで言っていることが、結構文章として聞き取れたので、ムヒヒヒとなっております。あ、いや、本来の目的は本が読めるようになること・・・って、そんな目標が達成できるのはいつになることやら。

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続く!