愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

こいぬの月世界探検

最近一番わくわくした買い物、それは古本。

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しかもフランス語。読めない本だけど、買ってわくわく。

子供の頃、家に講談社が出した子供むけの文学全集があったのですが、その中で、一番好きで何度も何度も読んでいたのが、この本(の日本語版)でした。

多分まだ実家にあるとは思うんだけど・・・古本で買うと、に、2万5000円!!

日本語のタイトルは「こいぬの月世界探検」。原題は、「子犬、月に行く」みたいな感じだろうか。ルネ・ギヨという作家が書いたこの作品、いったい何度読み返したことか。

イダルゴという名前のダックスフンドが、飼い主の少女と一緒にフランスからフロリダの親戚の家に遊びに行き、そこで迷子になってしまい、ケネディー宇宙センターに引き取られて、月ロケットに乗せられてしまいます。月ではUFOに乗った宇宙人・・ではなくロボットに遭遇して連れ去られ、アタルという名前のロボット司令官のペットになる・・という話。

この全集、確か世界中の子供むけの話を網羅していて、全部で30冊ぐらいあったと思います。でも他に集録されていた話はあまり覚えていないのに、この話だけなぜか夢中になって読んでいたのはなぜだったんだろう。

他のタイトルはもう少し民話だったり、昔話的なものが多かったと記憶していますが、そんな中で、出版された70年代当時を思いっきり反映したこの「ロボット」のイラストなど、際立って結構近未来的な話だったから、余計面白く感じたのかもしれない。

(宇宙で手足がむき出しの宇宙服(笑)こんなロボット来たら本当に腰抜かす)

時折この本のことを思い出していたのですが、ルネ・ギヨという作家の作品は英語に訳されたものも少ないし、どの作品もほぼ絶版のよう。半ば入手は諦めていたのですが、イギリスに越してきて多少フランスへの距離感が(心理的にもw)縮まったところで、パリの古本屋さんから、フランスのアマゾン経由で300円ぐらいで、ありました!

話のあらすじは大体覚えているものの、細かい内容は随分忘れていた上に、フランス語・・・、それでもページをめくっていくと、ああこんなシーンもあったなあ、と懐かしい感覚が戻ってきます。フランス語がわからなすぎるのだけれど、時折英語に似た単語が意外とあるので、なんとなくあたりを付けることができる部分も、無いわけではない(笑)。

子供の頃好きだった本を原文で読めるように、という理由で、ちょっとフランス語を勉強してみようかしらん。あ、Google翻訳でぱっという手もあるか・・。