愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

2年前のフランス旅行話②:ストラスブール

ユーロスターの到着駅であるパリ北駅のすぐ近くにあるこのベーカリー、到着後や出発前などに座ってゆっくりできるので、パリに行くとほぼ毎回行っている。ここで腹ごしらえをしてから向かったのは、パリ東駅。

東駅だけど北駅の南側にある。ちょっと南東とも言えなくはない?これは駅の場所というより、この駅から電車に乗るとパリより東方面に行けるから。

長距離列車の駅は、最終目的地や行く方角が駅名になっているので(全部じゃないと思うけど)わかりやすい。リヨン駅というのもある、リヨンに行くにはここから電車に乗る。パリ北駅も、確かにロンドンはパリより北にある。東京に青森駅というのがあって、東北に行くにはそこから電車乗る、みたいな感じかな。

そんな東駅にはなぜかイギリスのスーパーM&Sが入っていた。Pret A Mangerというイギリス資本のサンドイッチやコーヒー売ってるチェーンもなぜかこういう駅に入っている。

空港やターミナル駅、最終目的地になるような場所がとても好きだ。人が行きかうそういう所でちょっと働いてみたいという妄想が子供の頃からある。

2年前のことなのではっきり覚えていないが、電車に乗る前にワクチン証明を見せた気がする。改札でバーコードをスキャンしてもらうのだが、イギリスの証明書のバーコードをスキャンしたのか、フランスのアプリにそれをアップロードしてスキャンしてもらったのか、記憶が既に曖昧。

2時間超電車に乗り、向かったのはドイツ国境に近いアルザスの街、ストラスブール

到着時はあいにくの雨だったけれど、まだちょっとコロナで軽ーく警戒しながらの旅、逆に空気が浄化されるような気がして清々しくもあり

アルザス・ロレーヌ地方は学校の歴史で習ったように、フランスとドイツが領土の取り合いを長年やってきた所である。ドイツ領(というかドイツという国が出来る前のプロイセンとか)になったりフランス領になったり、そのたびにドイツ語使えだフランス語使えだ、小説「最後の授業」もこの地域が舞台なのは周知のとおり・・・。

実際ちょっと行くとすぐドイツなので、以前知り合いになったフランス人は、物価の安いドイツ側に住み、ストラスブールに通勤していたとのこと。

市街全体が世界遺産なので、この通り。

ドイツっぽいけれど書いてあるのはフランス語だったり

2か国語表記になっているところも