ジュネーブ滞在中の晩御飯はリヨン料理を食べにいきました
スイスで何でリヨンやねん!でもジュネーブから車で1時間半位とリヨンは近い、京都でたこ焼き食べるようなもんです
Restaurant le Socrate, bistro gourmand à Genève
Tripadvisorの運営するレストラン予約サイトThe Fork で予約するとアラカルトが3割引きだったか、結構お得でした。
まだまだ蒸し暑い夏の夜、外の席に座りたかったけれど当日予約したのでもうそこは一杯。コロナ対策としてテーブルが少な目に設置されている店内に案内されました(外に座りたいんだけど、というのもここでフランス語で頑張ってやり取りした)。
結局途中で風がびゅーびゅーなってきて、中に座って正解でした
このお店英語のメニューは無いのでフランス語メニューをにらめっこして決めましたが、どれも美味しかった!
まずはアミューズブッシュは人参のスープ。すぐに手を付けないでしゃべっていたら、ウェイターのお兄ちゃんが大げさに悲しそうな顔をして美味しいから食べてよ~と。このウェイターのお兄ちゃんが何か面白かった。
リヨン風のサラダ。ラードンが山盛り入っていて、かなり肉肉しい!
これは確かラタトゥイユだったと思います(もう記憶が・・・)
子供のサラダ(記憶が・・)
私のメインは、タルタル。生肉いただきました!
なぜか玉ねぎが大好きな子供、これまた大好きなソーセージの盛り合わせと一緒で大満足。
そしてこちら、リードヴォー。日本で言うと焼肉のシビレ、に当たる部分です。仔牛の胸腺のお肉。そしてこのお肉にかかっているソースが絶品でした。
そういえば、前回里帰りした際、京都でパッカーン!と楽しいオムライスのお店キチキチに行ったのですが、そのお店で使われていたドミグラスソース、ちょっと苦味があっていわゆる日本で食べるビーフシチューで使われているようなのとは一線を画した美味しさだったのでした。
そしてこのリードヴォーにかかってるソース、まさしくキチキチのオムライスにかかってたソースを思い出させる味だった!ってことはやはりあのオムライス、本格フレンチのソースがかかってたんだなーと、こんなところで大感心。
デザートは、Omelette Norvégienne、ベイクドアラスカというやつです(アイスクリームがメレンゲで包まれていて、そこにブランデーなどをかけてこんな感じにファイヤー!
と今写真を見ると全体的に茶色い飯が多いですが、おフランスの伝統的なお料理、どれもとっても美味しかった。
ただ私達の座った席の横の壁に、こんな看板が張ってあってぎえー
豚が・・・自分の脚を切断して笑顔でハム売ってる・・・包帯から血、滲んでるし・・・
日本の電車のドアのところに、挟まれると危険といって猫が尻尾挟まれて泣いてるステッカーが貼ってあったりするけど、ああいうカワイイ動物キャラクターが痛い目にあっているのを見るのさえ滅茶苦茶苦手なのに、こ、これは・・・となるべく見ないように見ないようにしながらご飯いただきました・・(苦笑)
外も中も満席なのに、ウェイターが2人しかいなくて大忙しで大変そうでしたが、サービスも朗らかでとても良かったです。最後にお会計はバーで済ませたんですが、伝票を渡すのに、兄ちゃんと私と2人で宇宙遊泳のようにスローモーションで渡しあったり(笑)なんだか楽しかったです。