愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

小さいちゃんはじめてのナイスディナー

会社の部署でちょいとボーナスが出たので、ちょいとおめかしして、旦那を連れていきたいなと思っていたレストランへ。このボーナス、ボーナスというか、家族や友人とどこでもいいから美味しいものを食べにいってよし、そのうち100ドル分出してあげる、というモノ。


行ったのは、以前ガールズ・ディナーで行ったことのあるおフランス料理屋さん、Fleur de Lys。アメリカでトップ25に入ると言われているところで、Hubert Kellerという有名シェフのお店。このKellerさん、Food Networkという食べ物専門のテレビチャンネルの人気番組Top Chef Mastersにも出ていたこともあり(有名シェフが集まって、何週間かにわたって腕を競いあうちょっとリアリティ番組風)、私より旦那のほうが一生懸命見ていました。


レストラン自体はそーんなに大きくなくて、多分4−50人入るぐらいじゃないだろうか。インテリアは天井まで布張り、壁はちょっと鏡張りなところもあり。ウェイターの人が、「今日はシェフ・ケラーがキッチンにいますんで」みたいなことを言っていたのだけれど、実際にケラーさん、割烹着・・じゃなくて白いシェフ用の服?に白いエプロンをひっかけて、うろうろしておりました。といってもお客さんのテーブルに来るというよりは、本当にただウロウロしてただけなんですが(笑)旦那の目がまん丸になってました。あ、あの人テレビで見たことある〜!


ケラーさんはアルザス出身で、そこらへんの影響もうけた料理をされるようです(それがどんなのかいまいちよくわかんないんだけど)。アミュゼも、ほうれん草やお野菜の味が素直に出たもの。


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前菜。野菜をゼリー寄せにしたものや、とっても小さなフォアグラのバーガーなどなど。ちょびっとシミのようにのっけてあるソースも、緻密な計算がされて載っていて、絶対家では再現できないようなお味。


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メインは、和牛の頬肉。上にはプリュッツェルを細かく砕いたものが載っています。下には、スパッツェル(小さいニョッキのような、スイトンのようなもの)。ソースは、アンカースティームビールを使ってあります。色んな食感が楽しめて、まーこれは美味しかったです。そして小さいちゃん、旦那に似てお肉が大好き・・・・。美味しいお肉を食べると、じゃんじゃか踊るのですが、この夜も激しく舞踏を繰り広げておりました。すでにシェフ・ケラーの料理を楽しんでいるなんて、なんて贅沢な赤ちゃんでしょう。よかったねぇ、小さいちゃん。


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デザートは、グランマニエのスフレ。これは作るのに30分ぐらいかかるので、ディナーを注文するときに先にお願いしておきます。


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サービスも慇懃すぎず、カジュアルすぎず。ウェイターのお兄ちゃんと小話なぞしながら、美味しく楽しいディナーでした。しかしやはり2時間ちょっとご飯を食べるのにずっと座っているのは妊婦は微妙に堪えられなくなりつつあるかも・・・・。