愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

伝統のボートレース

この時期に行われる、伝統のケンブリッジ対オックスフォードのボートレース!

コロナ中の2020年は中止になり、2021年は確か違う場所で開催され、去年からようやくテムズ川での開催となりました

レースの前の週から、両校のボートを引いた車が沢山走っていて、練習・調整しにきてるんだな~と。何しろどちらの大学も、ロンドンからはちょっと遠いところにあるので、テムズ川はホームの川、って訳ではないのですよね。

どちらの学校も訪れたことがありますが、単なる堀?と思うほど川幅が狭くて、バスタブに浸かっているのかと思うほど水面も穏やかなところにボートハウスがあり、川幅もあるしうねうねしてるし、満ち引きもあってそれなりに波がたつこともあるテムズ川のコースは、やはり勝手が違うのかなぁと思ってみていました。

私はそんなぐらんぐらんに波がたつテムズ川でボートを始めて、あまりに船酔いするので続けるのを断念しちゃったのを今も悔やんでいるんですが(苦笑)逆にもっと穏やかなところでやってたら違っていただろうか・・・

今年のレースは、潮汐を見極めてかスタート時間が午後4時と随分遅かった!今年も、Bishops Parkから観戦しました。

ここだと、ボートが通り過ぎても巨大スクリーンで最後まで見届けることができる!

食べ物やビールの屋台も出ます!しかし、この日は雨も降って滅茶苦茶寒かった!人が全然いないし地面もドロドロ!

ケンブリッジ、オックスフォードそれぞれのチームカラーの帽子なども売ってましたが、激しくオックスフォードが売れ残っている!私もキャンパス訪問して以来、なんとなくケンブリッジのほうが好きです。

私が通っていたボートハウスもあっち側にあります。潮の満ち引きが激しいので、干潮の日はもっともっと斜面を下って下までボートを降ろさないといけないんですよ・・

しかし寒い!手がかじかむ!ジリジリとスタートを待ちます。

まずは女子のスタート。この頃にはもうだいぶ人が集まっていました。そしてボートの頭上を飛ぶドローン!!!

結果、上に書いちゃってますが男女ともケンブリッジの勝ちでした。素人目に見てもオールの入水角度や上半身の動きなど、ケンブリッジのほうが揃ってた感あり。特に女子は随分大差で勝っていました。

Coxといって進行方向に向かって座ってみんなに指示や激を飛ばしたり、舵を取ったりする人、他の選手より体が小さくて軽い人が選ばれるのですが、女子のチームのCoxが小さい男子だったり、男子のチームでは女子がやってたりもします。確か数年前に見た時は、日本人のハーフの男の子がどっちかの女子チームのCoxをやってたような。で勝ったチームのCoxはわーいと川に投げ込まれる・・w

テレビ解説で入っていた元ロウワーの人が、こういうのを見てるとまたやりたくなる、あんな達成感を感じられるものは他にない、って言っていたけれど、レースのアドレナリン、なんとも言えないですよねぇ・・・。