愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

子連れコペンハーゲン⑦ デンマークのデニッシュ

デンマークに行ったからには、やはり食べておきたかったデニッシュ。

広島では広島焼きと言わないがごとく、タイではタイ・アイスティーと呼ばないがごとく、デンマークではデニッシュはデニッシュとは呼ばれていない。何と呼ばれているかというと、ウィーンのパン、だそう。

さぞかし本場のものは美味しいに違いない、と思ったが、やはり絶品を見つけようと思うと、多少はどこで買うべきか気をつけないといけないかもしれない。

こちらは旦那が宿の近くの地元パン屋で買ってきたもの、真ん中に乗っているのはアイシング的なものだったか。しかし生地は油っこくべしょっとしていて、こっこれは明らかに、マズイ・・・!

こちらは、Meyers Bageriと言うお店。ここは、世界一のレストランNomaを立ち上げた1人で、ニュー・ノルディック料理の波を作った人である、クラウス・マイヤーズのお店。いくつか支店あり。

シナモンツイストみたいなものなど、色々あった中で頼んだのはこれ。

イートインスペースがほとんど無い、とても小さい店なので、外で食べたけれど普通に美味しかった。レイヤーもこんな感じ。本当はもっと美味しかったのかもしれないが、数ヶ月たった後にあまり印象に残っていないくらいの美味しさだったので、多分意外に普通。

クラウス・マイヤーズは料理教室もやっていて、ちょうど休みの時期などには子供向けのクラスなどもあったり、お店にも料理本やブレッドミックスなどが売られていたので、お土産に良いかも。

何とこのお店ニューヨークにも支店があるそう。やっぱり東海岸はヨーロッパの店が進出し、西海岸はアジアのものが進出している感じだなあ。

で、今回あまりいうほどデニッシュは食べなかったものの、一番美味しかったのが意外にもここだった・・・

見覚えありますよね・・・そう、アンデルセンベーカリー!爆

店名はアンデルセン、でも実は広島発のこのジャパニーズ・ベーカリー。デニッシュ発祥の地に錦を飾るごとく、本場に切り込んでいくごとく、コペンハーゲンに出店したらしい。

宿から歩いて数ブロックのところにあり、毎日前を通るので、デンマークアンデルセン?と思いつつも試してみた。

ちなみにちょっと謎な感じのおにぎりも売ってます

朝早起きのパパが行って買ってきてくれたのは、こちら。ちょっと小ぶりだけれど、生地がしっかり立っている感じ。

しかも一番パリッ、サクッとしていて、美味しい!!!

レビューサイトなどを見てみても、地元の人たちからの評判もずいぶん良く、ただ小ぶりな割にお値段はちょっとするのもあって、ちょっと高級系と位置付けられているようだった。

アンデルセン、日本でもこんなに美味しかったっけ??やはり本場にいくにあたり、かなり品質には気を使ったのか。どちらにしても日本にいても、気軽にかなり質の良いダニッシュが食べられるってことですかね。

他にも色々回ってみたかったけど、パンは腹にたまるしで、また今度!