愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

2016日本滞在記⑥ 広島をお天気にしてきた

大阪から新幹線で次は弟家族の住む広島へ移動。今まで全く縁がなかった土地だが、弟が転勤して遊びに行くようになった、といってもまだ2度め。それまで神戸より西には行ったことが無かったのであった。
 


そして案の定、広島駅の出口で迷った。広島駅の新幹線口や南口は、国鉄時代の利権問題やらなにやらで、一度改札を出てしまうと駅の中を突っ切って普通に行くことができないらしい。新幹線口から間違えて出てしまったので駅員さんに言ったらその旨書いた紙切れをくれて、もう一度ホームに入り直した。ナンジャコリャァ。

 

今回はホテルがとれず、Airbnbで宿をとってみることにした。駅から15分ぐらいのところにあるビルの中の一室。和室が二部屋の、ちょっと下宿風の部屋だった。値段はホテルの半額ぐらい。畳の部屋に子供は「昔の日本にいるみたい!」と大喜び。ちょっと年をとって、新しい環境への適応能力が落ちているバーバはあんまり嬉しくなかった模様(苦笑)。
 
概して広島の民泊は、古そうな物件が多かった(写真でキッチンなどの水回りを特にチェックするとよろしいです)。案の定、最終日の夜にはゴキブリでたし。次回は大阪で民泊、広島でホテルかな・・・。
 
 
到着した日から翌日にかけて広島には大雨警報が出ており、区役所が必要に応じて避難せよと町内放送をしており大変にびびった。が、実は私大変な晴れ女。大体私が行く所は晴れる。雨が降ったとしても、傘をほとんど使わずに済んでしまうことも多い。
 
到着した時も小雨が降っていたが、傘をさすほどでもなかった上に、その後の天気予報は、ほーれこの通り・・・
 

 

 
見事中国地方だけ雨雲消えたー!翌日から暑いほどにカンカンに晴れて、無事「子供をいとこたちと遊ばせる」という目的を達成することができたのだった。
 
去年は宮島だ動物園だ広島城だ・・とかなり盛りだくさんに色々なところに行ったが、今年はもう、ただただ日本の日常生活を、普通に公園で遊ぶ、という経験を子供にさせてあげたかったので、とりたててどこにも行かず。
 
ひたすらいとこ達と公園でブランコしたり野球をしたりサッカーをしたり。思えばアメリカで子供に野球をさせたことがなかった。思いのほかボールをバットに当ててくるのに驚いた。
 
地元のうどん屋、讃岐屋のお昼。ちくわの天ぷらが、とてももっちりしていた。うどんにご飯がつく、炭水化物オンパレードの驚異!
 


こういうお店や、スーパーにちょっと買い物に行くとき、みんな特にチェーンをかけたりすることなく、自転車をぽっと停めておいたり、公園に持って行ったボールや砂場セットなどの遊具もそこに一緒にぽんと道端に置いておくのに驚く。誰も持って行かないのね・・安全すぎる。基本、正直者が住んでいる世の中なのだ、ここは。

ここにいると、世界で起こっている色々な悪いことが、本当によその星の出来事のように思えてしまう。

子供の6歳の誕生日も、一緒に祝ってもらった。テンション高く、新大阪駅で買ったPabloのチーズタルト。


そして、堂島ロール。買いすぎ。


日本のケーキはどれもうまい。デパ地下なんかに行くともう宝石のようなケーキが山程あって、大して甘いものが食べられないとかいっている割に、ワクワクして買ってしまう。でもまた、こういうのは品質を安定させたりするために、箱の原材料を見てみると、家で作る時には絶対に入れないようなモノも入っているわけで・・。

広島駅の中に本屋とカフェが一緒になったお店がある。翌朝は、そこでじゃこトーストの朝ごはん。本屋も子供と覗いてみたけれど、ヌード写真をがっと広げて立ち読みしているおっさんいてビックリした。

広島のデパ地下は、これまた地元の名産品がわっとあって、とっても目移りする。ここに2週間ぐらい腰を据えて逗留してみたい。まだ中国地方は自分にとって未開拓の地だなあ。

 
弟家族と合流し、広電に乗った。なぜか乗り場周辺はとてもトイレ臭い。近くにあった案内所の中もすごかった、中で働いているお姉さん達可哀想。下水が壊れているのかな?
 
広電そのものはなんだかのんびり風情がある。中には貸し切りで食堂車みたいになっているのも走っていた。乗ってみたいけど結構かかるらしい。

 


古い型の広電らしい。言われて撮ってみたけど遠かった。原爆が落ちた時に走っていたものも1台、まだ現役で走っているらしい。


広島の中心街は碁盤の目のよう、そしてアーケードになっているので、歩きやすい〜。

 
ランチは去年も行ったアンデルセン本店で。と思ったら、現在本店を改装中で、仮店舗の営業だった。改装には随分時間がかかるらしい。規模は本店よりもものすごく小さくなっていて、パンの売り場の他に、ちょっとしたサンドイッチとデザートが出る小さなカフェスペースがあった。子供達とカレーやサンドイッチをいただく。
 
弟夫婦によると、地元の人はアンデルセン、あ、あるねぇ・・ぐらいらしい。どうも県外の人のほうが行きたがるみたい。

 

 
残りの時間で、広島市こども文化科学館へ。無料の遊び場や自然科学関連の展示などがあって、子供達を放牧。こういう場所は、ボタンを押したり色々触ったりできるので、子供達はサーキット状態で色んなディスプレイの間を何周もして楽しんでおりました。

 

 

 
駆け足での広島訪問もこれでオシマイ。食べてなかったジャン!と搭乗20分前に空港でかっこんだ広島風お好み焼き。やっぱり大阪のがいいよね・・といいつつ、完食。

 

 
見事にサラリーマンばっかりの飛行機にて、実家に帰宅。この便のCAさんの英語のアナウンスが、今まで乗ったANAの国際線のどのアナウンスより無駄にキレイだった。こんな国内便でも英語で言うんだなーと思ったけれど、ベトナムで国内線に乗った時も英語の案内あって安心した覚えがあるので続けてください。

 


以上羅列日記でしたー。