愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

クロアチア⑩:クロアチアの美味しいもの、ストリートフード編

クロアチアに行く前に見た旅番組、Somebody Feed Phil

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Netflixで6シーズン目、そこでもスプリットを含むクロアチアを訪れています

この番組でも紹介されていて、フードツアーの人もおすすめしていたのが、Kauntun Paulinaというお店の「チェバピ」

ケバブっぽく、お肉を細長く成形して焼いたものです。

お肉は指よりちょっと長いくらい。これを何本、と指定して買います。パンに挟んでもらったり、お皿にお肉だけ盛ってもらったり。

スパイシーなソースと、刻んだ玉ねぎも入れてもらうと、うまい。

お店にはこの他グリルチキンやハンバーガーもありますが、やっぱりこれが一番人気。お店は昔の古い商店みたいな佇まい。メニューは外に出ているけれど、中に入ると何もないので、外のメニューを見て心を決めてから、チェバピ〇本ちょうだい、みたいな感じでお願いします。

注文してから材料を炒めたりしていたので、必ずしもすぐに出てこないけれど、地元の人はその間にのんびりお店の人と何かおしゃべり(こういう時言葉がわからないってちょっと悔しい)

イートインスペースもほとんど無いので、みんな外にちょっとだけあるベンチに座るか、そこらへんで立って食べていました。私達は海の方まで持って行ってベンチに座ってたべました。

このチェバピ、クロアチア料理というよりは、セルビアの料理のようです。昔はユーゴスラビアとして同じ国だったわけで、そんな中で広がり、定着したようです。そしてこの料理じたい、トルコの影響を明らかに受けているのもまた、この地域の特性をよくあらわしていると思います

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続きまして~、こちらはブレク。

パイ生地(といってもバターの入ったフランス風のではなく、もっと薄いフィロっぽい生地)にお肉やチーズ、ほうれん草など色々な具材が入っているもの。

このお店もテレビ番組で紹介されていて、通りかかったので試してみました。何のお肉だったか、なんとなく味つけが餃子の具っぽかったけど、ちょっと塩が強すぎてあまり食べられず。チーズやほうれん草のを試してみれば良かったかな。

これもバルカン地方や周辺地域で一般的なもので、トルコでもギリシャでも食べたし、なんならアメリカでもイギリスでもたまに冷凍のを買って家でオーブンで焼いて食べることもあるくらいおなじみです。いつもはトルコ風にボレックと呼んでいました。

こうして、クロアチア料理といっても、この地域の政治や歴史が色濃く反映された感じになるのが、料理としては目新しさがないなと思いながらも、興味深かったです。

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