愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

クロアチア⑭:スプリットのおいしいもの、その3

ある日のランチ、魚市場の向かい側にあるお店へ。魚介類のフリッターの写真がこれでもかと店先に貼られている。魚市場の入り口とは歩いて10歩も無い距離にあるお店、市場の人がビニール袋に入った材料をふらっと立ち寄って持ってきていたので、これは間違いないだろうと入ったら正解だった。

海の魚を揚げている店ではあるが、店名はなぜか「金魚」である。メニューの表紙も金魚の写真だった。淡水魚のペットが店名の魚介類の店。

しかし新鮮な魚介をフライにしたら間違いないのは当然で、カラマリもイワシなどのフライもどれもすごくおいしかった。確か他にサラダも頼んだような気がするが、家族全員無言で夢中で食べた。

それほど広くはない店内、地元民の他に中国人一家や隣にはフランス人一家など。給仕のおばあちゃんはフランス語でも対応していた。食べ終わってぼーっとしていた私達であるが、どうだった?と訊くので「こんなにおいしかった食べ物がもう無くなってしまって悲しい」と言ったら笑っていた。