ちょっと歩けばだいたい全部を見れてしまうスプリットの旧市街。
入り組んだ細い通りをウロウロ歩いたり、あとはカフェに座ってのんびりしたり、宿のバルコニーやカウチで本を読んだり、クロアチアでは我が家には珍しく、がつがつ観光せずに結構のんびり過ごしました。
(コーヒーは頼むと生クリームを載せてくれる)
クロアチアでは、何もしないでぼーっとリラックスするような時間の過ごし方をfjaka(フャッカ)というらしい。
カフェでぼんやりのんびり時間を過ごしたり、海辺で何もしないでほげーっとしたり。
ダルメシア地方では特に大事にされているコンセプト、らしいです。
そういえばスウェーデンにもフィーカという言葉があるなぁ、と思ったのですが、こちらはコーヒーと甘いモノで家族や友達とまったりほっこりする時間、みたいな感じ。
フィーカという言葉じたい、スウェーデン語の「コーヒー」をひっくり返したものだそうで(寿司をシースーみたいなものか!)なんとなく似てるけど、ちょっと違うものでした。
一方、地元の人に聞いたダルメシア地方のカフェでの時間の過ごし方は、まず小さなエスプレッソで最低1時間はねばる。
そしてまずはカフェの前を通る人達の品定め。それから体のどこが痛いという話。そして政治とサッカーの話。
一通り話とコーヒーが終わると、場合によってはまた別のカフェに行って、それを繰り返す…となるんだそうです(笑)
あくせく働かず、地元の仲間とそんな感じでのんびりだらだらする・・・いいなぁと思いつつ、それが毎日となると飽きちゃうかもと貧乏性の私は思ってしまったり(苦笑)
スプリットから近隣の島に行くフェリー。車を積み込み、岸から離れていく様子をぼーっと見たり
歩いて近くのビーチへ。ちょっと風があり、水は冷たい。
水辺で体操するご老人をぼーっと見たり
冷たい水ながらも結構泳いでる人も。
わーっと水に入っていてワーー冷たい!という感じで走って戻るを繰り返しているイギリス人の若者3人組を笑いながら観察したり、水着一枚でビーチサッカーしているマッチョなお兄ちゃん達をついぼんやり見つめたり(笑)
ダルメシアに入ればダルメシアに従えということで、fjakaな時間をそれなりに過ごしました。