愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

コロナテスト・入国出国あれこれ

国外への移動、コロナの状況にあわせて日に日に規制が変わっているけど、覚え書き。

  • クリスマス前にアメリカに飛んだ時は、アメリカに出発する1日前のコロナ検査が必須だった。旅行の為の陰性証明は、NHSでなくて民間のテスト機関に行く必要あり。家の周囲にも、旅行者向けのテストをやってくれる薬局やポップアップのような店舗がいくつもあり、ホリデーシーズンになると列が出来ている。我が家は毎回、近所のショッピングモールの中にあるテスト機関を使っている。ほぼ行きつけの店(笑)テストは抗原テストでOKですぐに結果がメールで来る。
  • 空港に行く前にオンラインでチェックインを済ませてしまう。その際に、陰性証明やワクチン証明のPDFファイルをアップロードするよう指示される。
  • 空港で荷物を預ける列に並んでいる時に、航空会社の係の人が来て、テストの陰性証明とワクチン証明ありますか、というので携帯でファイルを見せたのをちらっと目視して終わり。アメリカの入国審査の時にこれらの書類を見せろとは特に言われず。
  • 飛行機の中では終始マスク。今回はバージンアトランティックで飛んだが、マスク2枚とサニタイザーやお手拭きのパックもくれた。マスクするのを拒否して暴れる乗客とかいないかなとワクワクしたが特に無し(苦笑)マスクから鼻出して大声でしゃべってるおっちゃんは、いた。
  • 次にアメリカからイギリスに帰る時には、出発2日前のテストが義務付けられていた。このテストは、最近になって義務ではなくなった。オミクロンがイギリス国内で流行りまくっているので、国外から来る人を事前にテストしたところでもう意味なし、という判断らしい。そういえばアメリカも、国内でのオミクロンの流行をうけて、南アフリカからの渡航規制を解除していた。すでに国内で流行っているのに、外から来る人を締め出したところでこれもまた意味が無いということらしい。リーズナブルな判断といっちゃ、そうである。
  • アメリカでも色んなところにテストを受けられる場所があるけれど、ホリデーシーズンでどこも混んでいて予約がとれなかったり、ロンドンだと家の近くで徒歩でテストを受けに行けるが、どうしても車の移動が必須で面倒だったので、事前にイギリスから旅行者用のキットを持参して、自分でテストした。

www.projectscreen.co.uk

  • 我が家が使ったのは上記のサービス。一人19£。これも抗原テストで、鼻を綿棒でほじほじして、自分でやる。子供も毎週学校に行くのに週2で自分でテストしているので、慣れたものである。結果はものの数分で出る。で、この検査結果を携帯のカメラで撮って、オンラインにアップロードすると数分もしないうちに、陰性証明書がPDFで送られてくる。
  • 日本に帰国する際は、とにかく陰性証明が国指定の書式に合っていないと、結果が陰性でも受け付けられず、強制送還などという悲劇があったりしたらしい。しかもその日本独自の書式を海外で出してくれる機関が限られている上に、数万円するとか・・。こちらは2000円ちょっとで、本当にペロッと文章で「陰性でーす」と書いてあるのみ。だけどそれで通用するのであった。
  • イギリスへの入国は、(2021年12月当時)フライトの前にイギリスに滞在する住所などの情報を入力したロケーターフォームをオンラインで提出する。あとこの陰性証明情報も。これらの情報も、空港のチェックインカウンターで航空会社の人にチェックされ、携帯の画面を見せただけ。イギリス入国の際も、特に入国管理官に情報を見せろと言われることなく終わった。イギリスもアメリカも、ちゃんとテストしたか、ワクチン打ってるかの確認は航空会社に任されているようだった。
  • イギリスに戻って2日以内に、もう一度コロナテストを受ける。これもまた、行きつけのショッピングモールの中の店に行く。帰国後のテストはなぜか抗原テストではなくて、PCRテスト。これも数時間で結果が出てメールが来る。イギリス入国前に提出したフォームに、このテストの予約情報を既に記入してあり、陽性だった場合は情報が政府機関と勝手に共有されるっぽい。なので陰性の場合はこちらから報告のアクションの必要はなし。
  • とまあ、手間はちょっとかかるが、それほど多くの書類を正しい書式で用意しなければならない、という訳でもないので、慣れてしまえばまあそれほど複雑な手順ではない。イギリスに戻る前に陽性だったらどうしよう・・という心配も多少はあったが、まあ陽性だったらコンピューターも持ってきているし、滞在を延ばして仕事なり勉強なりリモートでやればいいか、と考えるようにした。今はもうテスト自体必要じゃなくなったので、そんな心配もする必要なくなった。というわけで、イギリスに飛ぶなら今がチャンスかも?!