この日は、このオリンピック公園に砂を持ち込んで偽ビーチを設置、移動遊園地もやってきてちょっとしたリゾート気分を楽しめるイベントをやっていました。冬が長く暗いイギリス・・皆さん太陽に飢えている感じです。じゃあホンモノのビーチに行けばいいじゃん!といってもロンドンからはちょっと遠い。しかもこの日はなんだかものすごく暑く、その結果、ほんとにちょこっと砂がしいてあるだけの「ビーチ」は足の踏み場もないほどの芋洗い状態。そこに皆さんビーチタオルやらピクニック用品を持ち込んで寝っ転がっております。下手したら踏みそう・・。
アメリカでもストリートフェアなどにやってくる移動遊園地。我が家のほうでは、田舎から来た白人っぽい人達が運営していますが、ここではアテンダントはみんなインド人風でした。そしてアメリカでは1−2ドルぐらいで乗れる乗り物がこっちでは5−6倍の値段であった!!あまり詳しくリサーチする時間はありませんでしたが、イギリスにおけるレジャーの現状について思いを馳せたのでありました。
ちょうどこのオリンピック公園を訪れた頃、日本では競技場のデザインでもめにもめているというニュースでもちきりでしたが、一方オリンピックを終えたロンドンでは、地域の再開発が進められてるところでした。
ロンドンの東側というと、もともとあまり裕福ではないエリア。ここにスタジアムを建築し、まずはインフラ、特に交通に巨額を投資して、イーストロンドンの中心地の活性化を図ろうとしたようです。Strasfordの駅も、Kings Crossに次ぐハブ駅というからかなり大きいです。
この他、巨大なショッピングモールの他、大学なども誘致しようとしている模様。選手村は住宅になり、低所得者層向け住宅も含め、さらにハウジングやオフィスの建築も進めているようです。
こちらはオリンピックプール。今は地元の人にも開放されてるようですがこの日は閉まってました。おっと、このプールは渦中のザハ・ハディドさんのデザインだったようですよ!
オリンピックが終わってもう3年たちますが、まだまだ建築ラッシュの模様。ロンドンは街中にいると、古い建物がぎうぎうに立っていてもう開発する場所なんてないんじゃないかと思っていましたが、この場所はまだがらーんとした平地が広がっており、まだまだこんな場所があることに驚き。この先どうなるのか楽しみな場所です。なんとなく臨海副都心みたいな感じもする場所でした。