愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ワイン飲み会


知り合いの知り合いJさんが開催するワインテースティングの会に参加しました。毎回何の種類のワイン、とテーマだけ決めて、参加者はそれにあわせてワイン1本と自分のグラスを持って来る、おつまみは主催者が用意するという趣向。今回は、ピノ・グリジオとソービニョン・ブランクでした。


しかしテースティングとは名ばかりで、誰もワインの感想などは口にせず、ただただ目の前に山ほど積まれたワインをがぶ飲みする会と化していて、今回もワンベッドルームのアパートに参加者は70人以上。廊下もキッチンも人で一杯。適当にそこらへんに転がっているワインをつかみ、たまたま隣に居合わせた人と飲みながらがははとおしゃべりをする・・・そんな会なのでした。今回はイーストベイから来たお友達も8人も一緒。そしてご近所に住むMiyuさん、amさんと、素敵なお姉さま方にもお目にかかりました。何が嬉しいって、日本人でシャペルショーのジョークが通じる人に初めて会ったョ!


ホワイトワインの会だったのに、誰かが持ち込んだ赤ワインも回りだし、誰が何を話してもぎゃははとみんなが腹を抱えて笑うような状態になった頃、誰ともなく「フライドチキンが食べたい」ということになり、そのままそこに居合わせた7人で真夜中にポパイになだれ込みました。閉店間際の店にはほとんど食べモノは残っておらず、何でもいいから残り物をくれとみんなでむさぼり食べながら、モトリークルーやサミュエルジャクソンの尻の話で盛り上がり・・・。「ポパイ最高」「店のみなさん、ありがとう!」「KFCはくそだ!」と最後にはみんな絶叫しながら店を後にしたのでした・・。ってみんな30過ぎたいい大人なんですけどネ。一緒に行ったD君は、どうやらポパイに行ったという事実さえ記憶に無いらしく、翌日その事実を知り驚いていました。飲んだ後でラーメンを食べたくなるように、みんな脂っこいフライドチキンが食べたくなるようで、店の外では他にも通りがかりの酔っ払った姉ちゃんが、すでに閉店してしまったポパイの扉を恨めしそうにドカドカ叩いていました(笑)