精神的に来たのは4週目
自主隔離生活が4週目に入って、ちょっと気持ち的にしんどいなと思う時がちょこちょこあった。ちょっとコロナとは全然関係ないところで体調が微妙だったり、慢性的に運動不足(それまでは普通に生活してても1万歩は歩いてた)で全然眠れなかったり、多分色々だろうなと思うけれど、ベッドルームに籠ってひとりで仕事をしているときに急に悲しくなったりして、うお、やばい!と自分でも焦った。
これって、よく海外留学とか、新しい環境に対応するときによくあるパターンに思い切りハマってる気がする。1週目はロックダウンだロックダウンだ!とわちゃわちゃ興奮状態、2週目は色んな人にリーチアウトして飲み会を何件も入れたり、適応しようと色々やり、3週目はその生活にも慣れてきて、また同じ毎日の繰り返しだなーとなってきて、4週目にはただ意味もなく悲しくなってくる、と・・。
まあわかりやすいサイクルにはまっているだけなので、それほど心配はしなかったけど、ニュースもヘッドラインを見るのとどめたり(ツイッターは特に危険)、本当に気の置けない友達だけとバカ話したり(あまりバーチャルでも社交の場を広げすぎると疲労する)、お笑い見たり、出来たらなるべくネットを見ずにやり過ごすことも大事だなーと痛感した4週目でありました。
インターネットもありがとう
ちょっと前に、エッセンシャルワーカーの皆さんありがとう、と貼り出しておいた手描きのポスター。思いつく限りのサービスのロゴ(郵便局とか、NHSとか)を描いておいたのだけれど、ある日ふと見ると、「上手に描けてますね、でもうちのこと忘れてますよ!」という手書きのメッセージと共にロゴが追加されていた。
OpenReachは、ブリティッシュ・テレコムのインターネット回線保守管理の会社らしくて、今までそんな会社があることさえ知らなかったよ・・・スミマセン!!!!!でも、仕事も勉強も買い物も友達との飲み会も、インターネットがあるからこうやってある意味「快適に」自宅隔離生活が過ごせている。後で気が付いたんだけど、この会社のトラック時々そこらへんに止まっている。しょっちゅう色んなところでケーブル直してくれているみたい。本当にありがとう。
これにはまって4週目を乗り切りました
- とうとうスプラトゥーン購入。子供は今まで友達の家でプレイしたりしたことはあったけれど、YouTubeでずっと色んなビデオを見るばかりだった。なのに最初からなんでこんなにうまいんだ!私は子供の頃ファミコンも禁止でほとんどこういうもので遊べなかったのだけれど、即時の判断とか反射神経とか戦略的思考とか、培われるものは多いような気がする。あとスプラトゥーンは音楽が良い。
- これもニンテンドースイッチのゲームだけれど、Just Dance。色んな音楽に合わせて、コンソールを持って踊るのだけれど、今数百曲ぐらいが無料開放されているので、家族でダンス大会。結構汗も出るので良い運動。夫がK-popやレディーガガに合わせて踊るのは、絶対一般公開できないけど面白い。子供の振り付け覚える速さに驚愕。
- ハイキュー。子供がハマりまくって、おかげで日本語が上達している。ビーチボールを使って家でバレーボールの特訓も。Netflixで見られます
- 色々ストリーミング。ほぼほぼネットのコンテンツに助けられた1週間だったけど、オペラ座の怪人25周年パフォーマンスの無料ストリーミング配信もとても良かった。寄付もした。子供も地元のアートシアター主催の演劇のクラスを取っていて、今でもオンラインでクラスを提供してくれているけれど、本当に大変だと思う。
その他色々おすすめコンテンツ
家族全員で聴けるポッドキャストでおすすめなのは、GimletメディアがやっているELT(Every Little Thing). 視聴者が持つ様々な謎や疑問に、優秀な専門家が答えてくれる・・というものなのだけれど、その疑問がなかなか面白い。
「海底トンネルにある非常口はどこにつながっているの?」「海賊のファッションは実際本当にあんなファッションだったの?」「古着屋はどうして全国どこでも同じ匂いがするの?」などなど・・・。我が家はよくご飯を食べながら家族で聴いたり、料理中に聞いたりしているのだけれど、このエピソードはいわゆる「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる人達(スーパーの従業員、トラックの運転手など流通関係者、学校の先生、CAなど・・)に今の状況を聞いた、普段とはちょっと違う回。ちょっと涙出た。
カリフォルニアのお友達、バスケさんとまゆみちゃんがフィーチャーされた、アメリカの現在の様子をレポートした漫画エッセイ。