愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ヒヒの歯、国勢調査

3月8日から学校再開、子供がいつも通り学校に登校できるようになった。思えばもう小学校もあと数か月で終わってしまうのな。どんどん子供が大人になっていくのが頼もしくもあるが寂しい。同時に、人生を楽しく、問題にもうまく対処できるようなライフスキルを色々身につけさせてあげられているのかな、と思うと親として全然頑張れてない気もして、意味もなく不安や心配になったりしてしまう。

久しぶりの学校なので、教室はワイワイと騒がしいよう。体育では久しぶりに走り回りサッカーなどして、沢山の子供達が筋肉痛になったらしい。ピッチや教室で喧嘩も勃発したりしたそうで、やっぱりロックダウンでリモートでは経験できなかった、子供達のぶつかり合いも久しぶりに起こっている模様。社会生活、いいぞいいぞ。どんどんやっちゃって欲しい。

一方大人は引き続き引きこもって在宅勤務。最近だんだん自分の現実世界が単調過ぎてしんどくなってきた。家の外を歩き回るのも限界があるし、どこか遠くに行きたい。家族でドラマや映画を見たり本を読んだりしてはいるものの、そういうもので一時的に現実は逃避できても、現実に引き戻されるとガックリしてしまう。うぬぬぬぬ・・・。

国勢調査

10年に1度の国勢調査のお知らせが来た。

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何年か前にアメリカでもやったな、その時は紙ベースのものを郵送したような記憶があるのだけれど、今回イギリスでやったものはオンラインのアクセスコードが送られてきていて、全てウェブ上で答えられるようになっていた。ちなみに国勢調査は期日までにちゃんとやらないと10万円以上の罰金が科せられることがあるそうですよ。

国勢調査って思えば全サンプルの情報が得られるってことだよなぁ・・当たり前だけどこれは分析のしがいがあるだろうなあ・・。

ちなみにこの手紙を見た子供には、これはDomesday Bookみたいなものか、と聞かれた。Domesday Book、1086年にウィリアム征服王が作ったイングランドの検地の情報が載ってる土地台帳。日本だったら太閤検地みたいなもんか・・?!

ネットで記入する情報は、住んでる場所は持ち家か、何ベッドルームあるか、暖房の方法(ガスとか電気とか・・・)といったものから、個人の年齢、性別、職業、教育レベル、そして今現在の通勤や勤務形態。やはりコロナで色々変わっているので、今の時点での状態を選んでください、とのことで、「在宅」というのが選択肢のトップに出ていた。

またちょっと話題になっていたのが、性別関連の部分での質問色々。自分の性別は生まれたときのものと同じか、とか、結婚している相手は同性か異性か、とか、また回答はオプショナルではあるものの、性的自認は何か、という質問も。

あとは、イギリスに来て毎回のお約束、自分の人種を選ぶ選択肢でまず「アジア人」を選んでも、その内訳から選べるオプションがインドやパキスタンなどほぼ南アジア系、あとはチャイニーズしかなくて、日本人が無い。なので「その他のアジア人」を選び、自分で詳細(日本人)を記入しないといけない。まあカリフォルニアでアジア人というとほぼ東アジア系がリストの最初に出てきていたので、これは毎回、ああここはイギリスなんやなあ、と思ったりする。

集まったデータを統計局の皆さんが後でゴリゴリ分析することになるわけですが、どんな結果になるのかなかなか楽しみ。

ヒヒの歯

イギリスの母の日、今年は3月14日でした。アメリカは5月位だったはず。毎回のことながら、お花と、朝に美味しいクロワッサン、子供はオンラインでカードを作って送ってくれた。

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お花は綺麗だけど、どんどんしおれて枯れていくのを見るのがいつもちょっと。

最近の料理

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大分前に家族で見たYouTubeビデオで、有名人のフライドチキンレシピを食べ比べ、誰のが一番おいしいのかを決めるというのがあったのだけれど、その中で一番人気だったレシピを試してみた。

www.youtube.com

そう一番評判が良かったのはスヌープドッグのレシピ!

オレンジや砂糖のつけ汁に一晩チキンをつけ、衣はバターミルクコーンミールやポテトチップ。揚げ物するのは久しぶりだったが、衣がやはりクランチーな感じになるのが良かった。あとつけ汁のせいか肉が結構柔らかくていい感じであった。

思えばスヌープドッグは料理本を出しているのであった・・・・。なんだかんだいって商業的にとっても成功してるよねこの人は・・w

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アニメ「斉木楠雄のψ難」を見て子供がコーヒーゼリーを作ってみたい、というので一緒に作った。レシピは子供が適当にオンラインから見つけてきたものだが、甘さとゼラチンの柔らかさがかなり絶妙なバランスで、これはウマー。アニメでは生クリームはホイップして乗っているが、泡立てないでクリーマー的にかけたので見た目はアレだが、これは保存版。学校に行くために久しぶりに早起きするようになった子供、寝ぼけ眼でコーヒーゼリーでカフェイン摂取して、学校へ。