愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ロンドン引っ越し覚書き

色々大変だったアメリカからイギリスへの海外引っ越し。もういろんなことが記憶から抜けているが、色々覚書き。

  • とにかく断捨離が大変だったのは以前書いた通り。特に国が変わると空気もものの見え方もサイズ感も色々変わるので、後で荷物を開けてナンジャコリャアとなることは本当に多い。本当に手ぶらで行けるものなら行った方が良い。
  • アメリカの郵便物の転送手続き。義実家に転送するようにネットで手配したが、「家族全員分の郵便物を転送」オプションを選んだら(旦那が)私の郵便物だけ転送されてなくて慌てた。このオプションだと苗字が同じ人の郵便物しか転送されないのです、夫婦別姓のお家は注意。
  • 大家が旅行中だったため、大家の80歳になるお母さん(フランス人)に鍵返却。『まあロンドンに引っ越すの、素敵なところね、今はもう霧の問題も無くなったんでしょう?』そ、それは1950年代、まだチャーチルの時代にあったロンドンスモッグ事件とかその時代のイメージをまだ引きずっているのでは・・!霧のロンドン、とよく言われるけれど、実は石炭などから出るスモッグで視界が霞んでいただけだったらしい・・。そんな空気が天候のせいで2週間ほどロンドン市内に停滞し、ものすごい大気汚染で1万人以上(!)が亡くなるというすごい事件だったそうな。
  • 断捨離でさばき切れなかった粗大ゴミは、業者に連絡して持って行ってもらった。しかしゴミ収集が来る前にホームレスが来て荒らして行ったらしく、路上にゴミが散らばって大変だったらしい・・。ご近所さんが片付けてくれたそうで、すまんことをした。
  • 車はリースだったので、出発前日に返しに行った。リースが切れる前に返すことになったので、色々手続きが必要かと事前に何度もディーラーに電話して、大丈夫かどうか確認、ディーラーもただ持ってきてくれたら大丈夫だから、と言っていたのに、いざ返しに行ったら「ここでは対応できない、ファイナンス部門のカスタマーサービスに電話してもらわないと」と言われたまま放置される。その電話番号さえこっちから聞かないと教えてくれず旦那ブチ切れ。1時間ぐらいかけて旦那が電話をし、なんとかディーラーに車も返却できたが、出発前日までこんな感じで神経がすり減った。
  • 引越し当日、メキシカンの兄ちゃん達が数人やってきて、家のものを全部パッキング、搬出してくれた。全部で62箱!今思うと、荷物、これのさらに半分に減らせたら良かった・・。


  • 家を空ける日、最後の掃除をしようとしたら昼間12時かっきりに電気を止められて掃除機ストップ。もうどうでもよくなりそのままにw アメリカを発つ飛行機もゲートが3回変更になって右往左往。最後までなんだか思い通りにいかない小さいことが重なって、ズドーンと疲れた。イギリス到着後は小さいさんがイミグレでゲロったりもw
  • 出発ギリギリまで送別会をしてもらったり、友達との別れに涙してしまったり。絶対またここに戻ってくる!と心に誓ったものの、いざイギリスに来てみるとここもまた居心地が良い(今のところ)・・笑。まあどこに住んでも都と思えるのは良きことかな。