愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

日本に行って来ました② 日本の美味しいもの

お墓参りのついでに、久しぶりの竹やぶ訪問。都内に出なくても、美味しいものって色々あるんですよねぇ。

手賀沼の近くにあるこのお蕎麦屋さん。里帰りのたびに行くところですが、今回は小さいさんを連れての初めての訪問。入り口(というか裏口?)はとても不思議なアート空間になっています。

 

 

 

 

 


店で出るだし巻き卵に勝るものなし。
小さいさん、トレーニング箸でない普通の割り箸で、初めて普通に食事を始めてビックリ。リアルお箸デビューが竹やぶのだし巻きですかっ!

お蕎麦もですが、私の一番の目当てはこのそばがき。もうふわっふわなのです。昔、このお店がテレビで紹介されたのを見た記憶があるのですが、このそばがきを作るのにもうそれはものすごい勢いで練っていたのを覚えています。

でも多分毎日やっていたら腱鞘炎になりそうな勢いの練りのおかげで、このふわーんとした夢のようなそばがきが出来上がるわけです。板前さんの腱鞘、お疲れ様です!!どうか腱鞘が炎症を起こしませんように・・・!

 

 


写真を撮りそこねましたが、このお店の天だねがまたすごくて、おつゆに入れると「じゅわー」ってすごい音がします。毎回感動しながら頂くんですが、何しろ3ヶ月前の話なもんで、色んな詳細が記憶の遥か彼方に行ってしまいました。食べ物のことに関しては、やはり食べたら消化したかしないかのうちに書き留めておいたほうがよろしいようです。

ちょいと手賀沼を一望。昔は生活排水が流れ込み、アオコが大量発生して異臭を放つ、日本一汚染された沼といわれていた所ですが、ここもずいぶんとキレイになりました。

 

 

 

 竹やぶの階下には、ストリームヴァレーという、自家焙煎の珈琲店もございます。手賀沼周辺には、なんでもこだわりの珈琲店が色々あるようです。この日はお店に入るとカレーの匂いがぷ~んと。さっき蕎麦を食べてきたのに、なんかこっちゃも美味しそうだぞ。

おとなしくケーキとコーヒーを頂きました。

 


ブルーボトルしかり、最近アメリカで流行っているコーヒー屋は、日本のこういう珈琲館、喫茶店カルチャーをリスペクトしたところが多いです。器具もわざわざ日本から輸入したりしているし。

アメリカだと、色々細部にこだわっているレストランとなると、時にはナパあたりまで運転して行かなければいけなかったり、予約必至でえいやっ!と行かなければならないことが多いけれど、日本では、ちょっと行くとあれっ?こんなところに?って場所に、おっちゃんが一人でこだわってやってんねん、みたいなお店があって、時にはふらっと入ることもできるのが、たまらなくいいですな。