愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ウェディングドレスを買い、仮装する


楽しいブライズメイドのお仕事、ウェディングドレスのお買い物!今回はSOMAにある、宝石の卸売りなどのお店が入った大きな倉庫のような建物の中でやっているブライダルショップに、花嫁のKちゃんと、ルームメイトのLちゃんと行きました。え、こんなところに?!というような場所にあるのですが、Kちゃんが電話をしてみてとっても感じがよかったとのこと。


実は前回Kちゃんが試してとっても気に入ったウェディングドレス、お値段が20万円近くとちょっとお高めだったのですが、私がオンラインで色々調べたら似たデザインを半額で提供しているブランドがあって、さらに調べたらベイエリアではこのお店がそのブランドを取り扱っていたのでした。狭いお店の中にはウェディングドレスのサンプルがところ狭しと吊り下げられていて、ちょっと日本の商店街にある洋品店みたい。試着室も小さくて、別の花嫁がぎゃあぎゃあいいながら試着していて騒がしい。だけどお店を切り盛りしているレバノン系フランス人のおば様とその旦那さんがとてもスウィートな人たちで、Kちゃんの好みをチェックしつつ、これも着て見なさいョ、と色々試着。


がたいが大きくてさっぱりした性格のKちゃんは、どちらかというとシンプルなストラップレスのAラインのドレスが似合う、というのが私達の印象だったのですが、ここで気に入ったデザインに近いけれど、ビーズがたっぷり、カットもお姫様みたいな可愛いドレスを試着してみたら、意外にもこれがもうぴったり!何しろ試着室から出てきたときの印象が、きらきらしてましたもん。これだ、これだよ!とちょっとみんなでなみだ目になってしまいました。自分のドレス選びのときとはまた違った感覚。でもいいわ〜。結婚式のお手伝い好きやわ!


しかもこのドレス、サンプルのサイズが小さめだったので、お店のおばちゃんが、スカートの後ろのほうのデザインがどうなってるかみたいでしょ、あなた達もKちゃんのために試着してみたら?とみんなでこのドレスをかわりばんこに試着大会!きゃ〜、ウェディングドレスって着るのが楽しくて、結婚式終わってからもああ、これをもう2度と着ることはないんだな〜、脱ぎたくない!なんて思ったものですが、結婚した後にもう一度着れるチャンスが来るとは!!自分のドレスとはえらい違うデザインだったのですが、ああ、こんなんも良かったなぁ・・・


というわけで、ウェディングドレスお買い上げ!女友達3人でシェアしたといういわく?つき!なんでもスペインのデザイナーのドレスだということで、採寸して注文して、すぺいんからUPSで送ってもらうんですって〜。花婿のJくん失神鼻血間違いなし。楽しみデス。


夜はハロウィンの仮装してEちゃん家でパーチー。私はハロウィンショップで買った怪傑ゾロ(子供用)、旦那はバイキング。旦那は家にあった金髪長髪モレットのカツラを転用し、段ボールで器用に鎧を作り、空き缶と棒切れでハンマーを作り、数日前から銀のスプレーをしゅーしゅーふりかけてました(笑)。参加者の中ではミニスカポリス、トロイの兵士、赤頭巾ちゃんにクラシックな吸血鬼がやっぱり多かったですね・・・・。去年パーティーを開催したMTYちゃんはカトリックのシスターになり、しかしムチを振り回し、ものすごい写真入りの「性の聖書」という本を持って布教してました(笑)。


日本酒とライム、砂糖水を混ぜて作る『サケティーニャ』が好評でした。去年は仮装してみんなで火を吹いたり、裸でホットタブに飛び込むものがあったりと非常に激しいパーティーでしたが今年はそれに比べるとおとなしめ。なにせ去年はある女の子がホットタブに飛び込んだ後、部屋に戻ってなぜか素っ裸で(他人のヘアブラシを使って)自分の陰毛のブラッシングをおっぱじめ、さらに酔っ払って意識をなくした自分の彼女を介抱中のある男の子にせまったというものすごい伝説を作ったのでした・・・・。