愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

Harold and Kumar go to White Castle


ホワイト・キャッスルというのは、小さいハンバーガーを売っているファスト・フードレストランで、とにかくパーティーで飲んだ後にラーメンを食べに行くといった感じで、油ギトギトで体に悪く大して美味しくもないがついつい行ってしまう、いかにも野郎向けの店。ここにマリファナでハイになったニュージャージー在住のハロルドとクマールというコリアンとインディアンのバディーがたどり着こうとするという話なんですが、とにかくニュージャージー・モーメントが沢山あって大爆笑でした。ハロルド君(知り合いに、まさしくこの古臭い西洋名を持つコリアンの子がいる)はうだつのあがらない投資銀行に勤める男の子、クマール君はパパがお医者さんで自分もメディカルスクールに入るようプレッシャーをかけられている、というのも典型的。アジア人はおとなしくて反抗しないといぢめられる・・・というのも典型的。ジューイッシュの野郎仲間、プリンストンでのパーティー、「Racial Profiling」を最初に発明したニュージャージー警察、そして麗しのニュー・ブルンズウィック!一気にニュージャージーが懐かしくなる映画でした。そして日本では「天才少年ドギー・ハウザー」で有名な子役俳優だったニール・パトリック・ハリスが本人役で出ているのが笑えます。彼、昔はとっても可愛いオトコノコといったイメージでしたが、今では怪役者になっていて、かなりイッチャってます。確かに若かりしころは、道順も計画も何も立てずに、とにかくどこかに行こう!と無鉄砲に出かけるということがあったなぁ。一番ひどかったのはバークレーにいたときに、「どうやらサンフランシスコですごいパーティーがあるらしい」といううわさだけを頼りにタクシーに乗り込み明け方までふらふらしたこと、でしょうか・・・。この映画見たあとでホワイト・キャッスルに行こう!ということになったのですが、インターネットで調べたら西海岸にはないとな!!!!がーん