愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ごるうぇいさん


キンキラキンのフルーティスト、ごるウェイさんはこんな本も出しているのですね。図書館で借りて読んでいます。フルートは吹いてばかりで歴史だメカニズムだなんで考えたこともありませんでしたが、ふーむ、なるほど。オケストラによりレギュラーにフルートのパートを入れてもらえるようになったのはベートーベン以降だとか(でもベートーベンってフルート向けのピースは書いたのだろか?)、フルーティストの雇用に貢献したのですねー。それまでは、フルートは音程もぐらぐらで、あまり信用できる楽器ではないと嫌われる部分もあったそうですが、長年色々と改良が重ねられてようやく今の姿になったとか。フルートメーカーのおっちゃんによる寄稿もあり興味深かったです。このおっちゃんはフルートを吹けないのにフルートを作っているらしいのですが、彼がこれはマジョリティが合意するチョイスではないけれど、と断った上でオススメするのはフレンチスタイルのオープンホール(キーのカバーにも穴が開いているの)ではなくて、GとAのキーはカバーのが良い、と書いていらっしゃるのです。むむむむ!確かに・・・・。カバーキーのフルートって、なんとなく自転車の補助輪をつけているコドモに見られてしまうような気がするのですが、音の安定を考えるとその部分はカバーされてたほうが確かにいいのかも・・・なんて思ってしまいます。うぅ、フルートを吹かない人には??な話ですね、すみません。


特に最近楽器の扱いが非常に悪く部屋に放置したりすることもあるので、メインテナンスの章を電車で読んでいて非常に反省しました。湿気や温度など、本当はすごーく気を使わないといけないのですね。でも私も黄金プラチナのフルート欲しいよー


Flute (Yehudi Menuhin Music Guides)

Flute (Yehudi Menuhin Music Guides)


この本を読んでいたらヒスパニックエリアの駅からギターを抱えたマリアッチのおっちゃん3名が乗ってきました。次の駅ではまたギターを抱えた兄ちゃんが乗り込み私の隣にどっかりと座り。みんながこう、ちらちらとお互いをけん制?しはじめて、ちょっとミュージシャン・トレインになっておかしかったです。