愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

10年もののグリーンカードの更新待ちの更新

今年の夏に期限が切れた10年もののグリーンカード

2月に更新手続きを始め、指紋も取り、今のカードの有効期限を12月までに延長してもらい、そのためのステッカーもカードの裏に貼ってもらいました。

marichan.hatenablog.com


が、

待てど暮らせど新しいカードが来ません。もう9ヶ月ぐらい待っている。

申請後、オンラインで進捗状況を確認することもできるし、時々メールでも「あなたのケースはまだレビュー中」とお知らせメールが来るのですが、指紋を取ってからの動きが全くなし。

そうこうしているうちに、もう11月。延長してもらった期限もあと1ヶ月で切れるじゃ無いかー!

更新手続きをしている人で結構同じ状況のは多いらしく、プロセス自体かなりゆっくりのんびりやっているらしいです。なので個人的にドキドキする必要は無い。

しかし期限が切れるのは色々困るので、また移民局に出向いて来ました。

オンラインで予約

10年ものの更新はI-90. オンラインで申請した人は、USCISのウェブサイトですでにアカウントを作ってあると思うので、そこからInfopassと呼ばれるところからアポを取ります。

これだと、自分のケースナンバーがアポに紐付くので便利。

私の居住地からだと、サクラメント、サンフランシスコ、パロアルトのセンターいずれかを選べました。場所を選んで、空いている日にち、時間を選んで予約。

が、

アポを取ろうとアクセスしても、毎回どこもいっぱいで空きがありません、と出ます。

でも諦めないで!サイトに表示される空き時間は、その日から14日以内のものしか出てきません。翌日にはまた新しい日付のタイムスロットが表示されるので、毎日地道にチェックすれば出てきます。

私は夜中の12時にアクセスしたらパッと出てきました。

でもつまりは、混雑しているので取れる予約は早くても14日先ということになります。なので更新は計画的に!




アポの時に持っていったもの

Infopassアポコンファメーションの紙、手続き関連の書類(I-90, 申請のレシート、指紋取りに行った時の予約の紙)、グリーンカード、パスポート

アポのコンファメーションは、なぜかメールなどに通知はきません。アポが確定したその瞬間に、コンファメーション番号や、アポ変更が必要になった時に使うPIN番号などが表示されるので、そのページをPDFで保管しておき、印刷して持って行きました。これはまず建物に入れてもらう時に必須。

手続き関連の書類は、レシートも含め、全部オンラインのアカウント上にも保存されているので、それをPDFとしてダウンロードして印刷できます。

結局審査官もその情報はオンラインで見れるので、持っていった書類は目もくれませんでしたが、一応念のために。

アポイントメントのコンファメーションのところには、持ってくるものとしてグリーンカードや免許証などのガバメントID、とだけ書いてありますが、延長の延長の場合、グリーンカードの裏のステッカー張り替えではなく、パスポートにスタンプを押してくれるので、パスポートは絶対持って行きます。

アポは朝か昼イチで

私はサンフランシスコで昼の12時半の予約でしたが、建物の前にはすでに長蛇の列で焦りました。でもそれは、オフィスがランチブレークで閉まっていたから。12時半に開けます、と書いてありました。私のアポ、12時半からなんですけど〜(苦笑)

まずアポの時間かっきりに見てもらえることは100%ありえないので、時間には余裕を持って、前後に他の予定は入れない方が吉。できれば予約は朝イチか、昼イチの12時半にしておくと、前が詰まることなく見てもらえます。

SFのオフィス、昔はwalk-inもオッケーだったらしいですが、今ではアポオンリー。それでも緊急事態などで、アポなし突撃してくる人達が何人かいて、入り口のセキュリティの人と問答になっていました。

でも係官が出てきて話を聞き、中に入れてもらって手続きできていた人もいました。お勧めしませんが。

パスポートにスタンプ

私と似た状況の人、私の前後だけで4人ほどいました。全体的にグリーンカードの更新プロセス、遅れているようです。

私はものすごく仏頂面の広東人のおばちゃんに当たりました。このオフィスにはアジア人差別をする嫌なアジア人おばちゃん審査官がいる、というYelpのレビューを読んだところだったので、まさか・・とドギマギしましたが、私が一言も発することなく、カードを見せただけでなぜ来たかを理解し、無言で手続きしてくれました。

コンピューターで私のケースをカチャカチャ見ていたのですが、「ちょっと奥で調べてくるから座って待て」と待たされ、またちょっとドギマギ。でも他の審査官も、同じようなケースでは一度奥に引っ込んで何かしていました。

ちょっとおかしかったのが、このおばちゃん、うちの義母と口調も英語レベルもほぼ同じ。かなりブロークンな英語で、彼女の方が私よりよっぽど移民ぽかった(笑)でも仕事はものすごく丁寧でした。

私のステッカーは12月31日で切れるけど、またここに出向くのは大変だろうから今日パスポートにスタンプを押してあげる、と、ものっすごい几帳面な字でスタンプの横に必要事項を書いてくれました。

プロセスとしては、とてもシンプルでしたが、こればっかりは当たった審査官にもよるようです。私のように特に何も言わなくても色々やってくれた審査官もいれば、同じ手続きなのに、なぜ延長が必要なのか延々と説明させられている人もいました。その人は、特に国外に出る予定はない、などと言ったので余計話がこじれちゃったようですが・・。

さらにその人、延長スタンプを押してもらおうにも、アポの時に持ってくるもの、の中にガバメントIDとは書いてあってもパスポート、は明記されていなかったためグリーンカードだけ持ってきたらしく、パスポート持って来いなんて書いてなかったじゃん!とえらい抗議していましたが、その後どうなったかは不明・・。

気長に待つしか

押してもらったスタンプで、グリーンカードはあと半年延長されました。

ベイエリアの外でグリーンカードの更新をしたお友達は、1年ほどかかってつい最近新しいカードが届いたそう。

発送される前にちゃんとメールで通知が来て、郵送する住所の確認の連絡があるようです。意外とちゃんとしてる!前回は本当にしれっと郵便受けに入っていて、数日間他の郵便物と一緒に机に積み上げていて気がつかなかったけど・・・!

新しいグリーンカード、今年中に来たらラッキー。遅くても来年の頭には来るだろうか。気長に待つしかないようです。


注:これはあくまでサンフランシスコオフィスでの私の体験談なので、参考程度までに。個別ケースに関してはちゃんと問い合わせ、確認してやってください。

ちなみに私の移民状況?は、大学院でF▶️就職でH1B▶️結婚でグリーンカード▶️2年もの▶️10年もの▶️10年もの更新中