愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

たいていのことは聞いてみるもん

みなさんこんにちは。先日ドラッグストアでヘアドライヤーを買ったんですが、家に帰って箱を開けてみたら壊れていただけでなく、違うブランドの使い古したやつが入っていて超びっくりしたまり陳です。

誰かがそうやって返品したのを、店の人が確認せずに受け取って棚に戻したんでしょうかね。しょうがないので店に持って行って新しいのに交換してもらいましたが(苦笑)

こうやって普通の買い物一つとっても色々あったりするアメリカですが(とはいえこんなん20年住んで初めてだったけど)まあだいたい言ったらどうにかしてくれるので、どうにかなります。さて、これから引っ越すイギリスはどうなんでしょう。

先日ビザ申請について書いたのですが、ちょうどその後、ビザが発給されたとの連絡がありました。わーパチパチ。

marichan.hatenablog.com

代行会社に頼んでいたせいかかなりスムーズではありましたが、書類をそろえるにあたっては、ちょっとした問題もありました。

提出する書類として、グリーンカード、婚姻証明書、子供の出生証明書は、公証されたコピーを送ってくださいと言われました。

公証人(Notary Public)のところに持って行って、このコピーは本物のコピーで間違いありません、と一筆書いてもらえばいいので、ああオッケーと思って家でコピーを取り、公証人にお願いしようと連絡したところ、「カリフォルニアの法律でこれらの書類の公証はしてはいけない事になっている」との返事が。ガーン( ̄◇ ̄;)

公証人が扱える書類にも色々あるみたいなのですが、実際調べてみたら、婚姻や出生、死亡届といったバイタルレコード、パブリックレコードに関しては、その発行機関しかコピーを出すことができないらしい。エーーーキイテナイヨ!!

小さいちゃんはサンフランシスコ生まれなので、すぐに役所に取りに行くことはできるけど、我が家が結婚したのはニューヨーク・・・。コピーを取り寄せようと調べたところ「申込書をプリントアウトして郵送で申請」・・これ、いったい何週間かかるんや・・・!!

このせいでまさかビザ発行も出発も遅れる・・・?!と一瞬頭から血の気が引きました・・・。

おお慌てで色々調べたところ、「公証人は、コピーそのものの公証はできないが、依頼者がこれは本物のコピーに間違いはありません、と宣誓した書類そのものを、公証することができる」ということがわかりました。

しかし公証人は、依頼された公証はしても、「これはできないが、こういう別の方法があるよ」と依頼人にアドバイスする事は禁じられているそうで・・・。再度連絡して、じゃあこの方法だったらできる?と聞いてみたら「それだったらできる!」とのこと。

あーもーめんどくさ、何この変な禅問答みたいなの。しかも、そんな公証意味あるのか?

たまたま代行会社がニューヨークにあったので、ハタと思いつき、

「公証コピーを出せとあるが公証人が法律でそれはできないと言っている。私がこのコピーは正しいと一筆書いたものに対しての公証はできるらしいけどそれって意味ある?それか最悪、おたくのオフィス近いみたいだから、ニューヨークの役所に代わりに婚姻届のコピー取りに行ってもらうのはどう?」

と連絡したところ、翌朝になって

「お客様の状況を領事館に話しましたところ、公証なしの普通のコピーで良い、とのことです」

・・ってただのコピーでも別によかったんかーい!

もともと法律でできない形で書類を出せと言ってきたからアレなんですが、意外とフレキシブルなイギリス領事館。だったら最初からコピーでええやん、とも思ってしまいましたが・・。今まで一体どうしてたんでしょう。

でもまあ、こんなお役所仕事でも言えばなんとかなるもんで良かった。それか、代行会社が領事館とズブズブな関係だった?どちらにしろ助かりました。

ちなみに、引っ越し荷物を税関に通したりするために旦那が提出した書類一式は、イギリスの税務署みたいなところにごっそり紛失されました(爆)

と言ってもメールで提出したので再送してことなきを得たようですが・・。そして最初に提出した情報も後から見つかったらしく、最初に提出したものと、後から提出したもの、2人の違う担当者から同じ受理番号が書かれた連絡がきたそうです・・。

うーむ、イギリスのサービスもたいがいかもしらん。