愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ドバイのチョコ

子供はイギリスの普通の公立の中学校に通っているが、そのうち半数とはいわないがかなりの割合の子供たちがムスリムの家庭の子たちである。今回はちょっとそんな子供の学校環境で知ったムスリムの子達の様子などを適当に書いてみる。

  • 制服はネクタイにジャケットだが、女の子用に学校のカラーのヒジャブもある。入学したてのころは普通に髪の毛を出して通っていた女の子も、どういうタイミングかよくわからないけど、学年が上がって気が付いたらヒジャブを着けて登校するようになった。最初っから着けている子もいたので、違いはよく分からない。
  • モハメッドがいっぱいいる。前書いたかもしれないが、アリもいっぱいいる。モハメド・アリもいる。なので話だけきいているとどのモハメッドのことを言っているのかわからなくなることもある(笑)アラブ系、アフリカ系、中央アジア系といろいろだが、トルコ系か北アフリカ系で見た目は白人ぽいモハメッドはホワイト・モハメッドと呼ばれている。
  • やはりムスリムの子がたくさんいるとインパクトがあるのが、ラマダンの時期。中学生の子達も普通に日没まで飲み食いを全くしない。でもそんな状況の中でも男の子達は普通にサッカーしたりしているらしい。これが当たり前になっているからか、あんまりお腹すいたとかラマダンキツいとか言う子はいないそうで、みんな平然としているらしい。子供としては、この時期は学食がガラすきになるのがちょっとうれしいらしい(普段の学食が大混雑しすぎているという問題もあるが・・)
  • 先日ちょうどラマダンが終わり、イードのお祭りがあった。今年はお祭りの最終日がちょうど月曜日にかかり、ムスリムの子たちはほぼほぼ学校を休んだので、校内はかなり閑散としていたらしい。学校からは、イードだからといって「休むな」とハッキリ言えないからか、「子供を月曜日に学校に行かせることはとても大事です。休まないようにしましょう」という、なんとも微妙なテキストが送られてきた(苦笑)。
  • PTA的なことを一時やっていたのが、その時校長先生と話していたら、うちの学校はムスリムの子が多いので、飲酒やドラッグの問題が非常に少ないと言っていて、へぇぇと思ったが確かに戒律があるからなるほど、である。イギリスでは郊外の学校のほうがそういった問題は深刻だと言っていた。
  • ムスリムといっても宗派もあるし、家庭によってどれくらい厳しくやっているかは違う。欧州の生活が長いと、ゆるーい感じでやっている家庭もあり、そういう子はイードだろうが学校に来ていた。そして中学生にもなると、いくら戒律があろうが、異性のことは気になるし、ベープだ何だと、ちょっと悪いこともしてみたくなるというものだろう。まあそこらへんは色々ある。当然親に隠れて異教徒の子とデートする子も出てくる。しかし、どんなに戒律に背くことやってんじゃん!という子達でも、豚肉を食べることにだけは全員断固拒否反応を示すらしく、子供にとってはそれが非常に可笑しいらしい。
  • タイトルがドバイのチョコ、と全く関係ないことになっているが、子供がショッピングモールでイードのお祝い用に特別セールだったと買ってきたのがこれである。ピスタチオペーストと、クナーファという極細の麺状の生地が入っている。食感はクナーファが入っているのでシャリシャリしている。比較的最近開発された商品だが、ちょっと前にインフルエンサーがオンラインで紹介してバズった商品。