愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ロンドンで、投票。

日本大使館に出向いて投票してきた。

投票用紙に鉛筆で記入して、封筒に入れる。さらに自分の名前や在外選挙登録証の番号を書いた封筒にも入れて、二重に封をした。

さらにそれを自分の地元の選挙管理委員会に送るための封筒に入れてもらって終了。ちゃんと開票期日前に届くのかしら。ちゃんと数えてもらえるのかしら。

海外での投票は大変だ。

まず在外選挙人登録というのをしないといけない。それをしていないと、選挙権を行使できない。

登録のためには、大使館に本人が出向く必要あり。戸籍謄本とか必要だったと思う。海外に越して来て、3か月未満だと登録できないという謎ルールもある。

申し込むと、その情報が日本に送られて、最後に住民票があったところの選挙管理委員会名義での登録証みたいなのが送られてくる。厚紙を何回かに折った小さな紙。

この登録証が届くのにも時間がかかる。私の場合は4か月は余裕でかかっていたような気がする。

なので今度選挙があるよー、と言われてからあわてて登録しても、選挙に間に合わない可能性も大なのであった。

投票は、大使館に出向くか、郵送でもできるらしい。でも郵送の場合は、投票用紙を日本から送ってもらうよう手続きしないといけないんだって。投票用紙くれ、という申し込み書を日本に送って、投票用紙が送られてきて、それを日本に郵送しなおす。ということでこれも開票までに間に合うのか、不安。

私の場合はロンドンに住んでいるのでぱっと大使館に立ち寄るだけで良かったけれど、地方に住んでいる人は大変。静岡から東京まで出向いて投票しないと的な感じになる。それでもしっかり義務を果たそうと、皆さん遠くからわざわざロンドンに出向いて、投票している。

自分の地元で普通に投票所に立ち寄れる有権者の人は、ちゃんと投票しよう。

ちなみにアメリカ人夫の場合は、大統領選挙も、カリフォルニアの議会選挙も、投票の手引き(候補者の情報が印刷されている結構な冊子)やら投票用の封筒やら、頼まなくても勝手にロンドンの我が家にバンバン送られてくる。何度か選挙があったので、しょっちゅうなにか送られてきている感覚。ちぇっ、お手軽でいいなあ。

日本大使館はバッキンガム宮殿にもほど近いところにある。投票ついでに、ザ・コンノートのケーキを食べてきた。自分へのご褒美ってところである。

「9月までスケジュールが一杯なんだよ」と食事中それぞれがずっと電話をしている年配パワーカップル、黒いベールの下は絶対高い服着てそうなアラブ女性軍団などに混じり、ちょっとツンッとしたフランス人兄ちゃんにサーブしてもらって食べたルバーブタルトはお高うこざいましたが美味しかったです。