愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

2022日本里帰り日記⑥:浅草寺

4月の浅草寺

鎖国で外国人観光客がいないというけれど、それでも十分人出はあった。普段の混雑はいかほどなのか・・。

あいにくの小雨。ロンドンに越して来てから、ちょっとやそっとの雨ではもう傘をささなくなってしまった。なので日本では霧雨程度でも街ゆく人々があわてて傘をさしたり、時には走って雨宿り先を探したりするのは、小さな逆カルチャーショック。

桜の季節に日本にいるのなんて、多分20年ぶりぐらい。6月でも猛暑になっている今の様子を見ていると、早めに行けて良かったなと思う。

煙をあたまに浴び、境内でオミクジを引き、観音様にお参りする。

着物を着て歩いている若い人が結構いる。レンタルして着物で歩いたり、写真撮影をしてくれるというサービスもオンラインでいくつも見かけたので、そういうのが気軽にできるようになっているのは良いね。

雨で跳ね返りも心配になるほどの真っ白な着物の人達もちらほら。みんな楽しそう。外国からの観光客は入ってきていないとはいえ、おそらく留学生や日本在住の外国人も多いのでしょう、それなりに色々な言葉が聞こえてきた。

塔の下では謎のお習字デモンストレーションをしていて、外国人来賓がパイプ椅子に座ってじっとその様子を見ていた。

既にお習字は書き終わっていて、余分な墨を吸い取っているのか、助手の人が丸めた半紙で作品をぎうぎう押さえていて、逆に汚れないのかちょっと心配になった。そのまま作品は持ち去られていったので、何が書かれていたのかは謎。

「もう一枚書きます」とのことだったが、雨足が少し強くなってきたので、仲見世で傘やコチャコチャしたものを買いに退避。