愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

超オススメ


アメリカの一部劇場で公開中のおフランス映画District B13、超オススメです!


これもリュック・ベンソンが脚本を書いたアクション映画。舞台は近未来のおフランス、外の世界とは壁で隔離されているB13。そこは学校も警察も無く、地元のギャングがすべてを牛耳っている無法地帯。そこのギャングが間違って核兵器を盗んできちゃった!しかもふたを開けちゃったものだから、発射プログラムが起動しちゃってさあ大変!この発射プログラムを解除するため、フランス警察のお兄ちゃんが、B13出身のお兄ちゃんと二人で組んでB13に侵入して、てんやわんやの大騒動!・・・というのが筋書き(・・・って決して吉本新喜劇ではありません)。


この映画の格好いいところは、何といってもそのアクションシーン。おフランスで生まれた「Parkour」と呼ばれるスポーツを取り入れていること。フリー・ランニングとも言われているらしく、スピードとモメンタム、色々なテクニックを使って、ビルの間を飛びわたったり壁を駆け上ったり、目の前にどんな障害物があっても、それを逆にうまく使ってどんどん前に進んでいく・・・というもの。めちゃくちゃ危険、でも格好いい!!!


以前、このParkourのチームがロンドンに行き、ロンドンの名跡に上ったり飛んだりしたドキュメンタリー「Jump London」を見たことがあった。それこそ、ショッピングモールの吹き抜けの廊下を、するすると降りたり、ビルの谷間もものともせずに飛んだりとものすごかったのだけれど、アクション映画に使うとは、これぴったり!この映画の主役のイケメン兄ちゃんは、そんなParkourの創始者なんだそう。ものすごいParkourの映像はこちら↓

http://www.youtube.com/watch?v=jquXcwooV6A


警官役の兄ちゃんも、スタントマン出身の人でこれが超格好いい。主人公の二人がハリウッドスターみたいにエゴ丸出しじゃないのもいい感じ。DVDも早速手に入れました。オススメ!


http://www.districtb13.com