愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

なんと辛い人生だ


カリフォルニアといえばワイン。映画「Sideways」のように、色々なところにワイナリーがあります。バスに乗って色々なワイナリーをまわったり、ワイナリーが多いところに泊まって、自転車に乗ってワイナリーめぐり・・・市内から1時間も運転すれば、そこはブドウ畑が広がる別世界。もともとあまりお酒が飲めないので、熱狂的なワイン好きにはなかなかなれないのですが、お酒好きにはなかなかたまらない環境であることは確かです。周りには、自分でワイン作っている人も数人いるし・・・。


ワイナリーには、ワインクラブというのをやっているところが多く、そこの会員になると、3割4割引きでワインが買え、さらに2ヶ月や3ヶ月に一回、ワイナリーがセレクトしたワイン数本をパッケージでもらえるという特典があったりします。友人の中にも、お気に入りのワイナリーの会員になって、定期的にワイナリーに通い、パッケージをもらい、ついでに無料でテイスティングをし、気に入ったワインをさらに安く買ってくる・・・ということをしている人が何人もいます。定期的にワイナリーにお酒を受け取りに行かないと行けないなんて・・・ついでにただで飲ましてもらうなんて・・なんて辛い人生なんでしょう(笑)


友人J君もソノマ郡のワイナリーの会員になっていて、パッケージをもらいにいくというので、ガールフレンドのKちゃん、J君のルームメイトのMちゃん、そして私たち夫婦で車に乗り込み、スーパーでピクニックランチを買い込み、ソノマへワインツアーと決め込みました。


J君が会員になっているのは、Clos du Boisというワイナリー。創立者が、たまたまJ君と私が行った学校の卒業生で、学校のイベントで行ったのがきっかけだそう。もともとは、ワイナリーにおろす葡萄を作っていたそうですが、ある年葡萄が売れず、しょうがないので自分たちで作ってみたらそれがなかなかよろしかったというのでワイナリーを始めたのだとか。いまではJim Beamの傘下となっているそうですが、テイスティングさせてもらったワインはどれもスムーズで飲みやすかったです。


ここのところカリフォルニアは異様にお天気がよく、ここも汗ばむほど。


Winetasting 003


そして葡萄の木には、レーズンがぶらさがってました。これはZinfandelだそう(あってる?)。こっそりとって食べてみましたが甘かった!


Winetasting 004


おフランスから持ってくるという樽。樽からも直接飲ませてもらいました。


Winetasting 006


この施設は近代的できれいでしたが、カビっぽいところに樽が並んでいた、茨城にある「牛久シャトー」を今でも思い出します。子供の頃に行ったきりですが、なぜか結構衝撃的な経験でした。なぜか中でミニチュア電車で運ばれるジンギスカンもあった気が・・・。


このほかにも、このワイナリーのお隣にあるTrentadueというワイナリーなど3件はしごしました。Trentadueは赤ワインが得意なのだそうですが、ここのデザートワインはお手ごろで(20ドルちょっと)悪くなかったので、買ってきました。Clos du Boisでは白ワインを2本。1本はこの後に会った、カナダのハッシャーのお友達にプレゼント。