愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

シービスケット

SeaBuscuitをDVDでご鑑賞。馬がとってもキレイ。当時のセットとか、小道具とかもすごく凝っていてキレイな映画。馬のレースの場面も本当のレースと同じ流れでとっていて、この映画をつくるのにすごいエネルギーが注がれたことがよくわかる。ちょっと説明口調のナレーションがあったところはうるさかったけど、映像だけで状況を語る場面も多くて、そういうのはさっぱりしてて好きだった。


話としては、Feel good系のお話で、この馬が色々なレベルでみんなをFixした、ということがよくわかる。でもキャラクターがみんななんとなくふわふわしていて、気持ちが入らないのでつい途中で寝ちゃったりした。


原作本が本屋にだーって並んだ時は最初クッキングの本だと思って、手に取ったら馬の本だったのでふーん、と思ったのだけど、原作はものすごいリサーチをかけて作った本らしいので、読んでみようかなと思った。映画を見て本を読んでみよう、と思うことは結構ある。映画は本を読むためのイントロだったりすることが多くて、本を読んでさらに世界が補強されたり、さらに関連する本を読んで世界が広がったりする。リサーチの仕事していることもあって、結構見た映画について色々調べるのも好き。DVDのおまけについているメイキングとか裏話を見るのも大好き。結構、映画を見ていて、うっ、と泣けそうになってくるのは、映画が始まる最初のスタッフロールだったりする・・・。


本を読んでから映画を見るときは、ちょっとがっかりしたり、あ、こういう解釈なんだ、と新しい発見をしたりすることもある。