どのタイミングでその映画や小説を読むかで、感じ方がとても違ってくる。自分が似たような状況にいる時に見る映画は泣くだろうし、こむづかしくてわからんわ、と思っていた本も、大きくなってから読んだら本当に共感できたりするし。後で読み返してみて、あれー、そうだっけ、と思う本も多い。この映画は、8年ぐらい前に見たかった・・・・
- 出版社/メーカー: 東北新社
- 発売日: 2000/08/25
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この映画が上映された頃は高校生で、見に行った友人達が朝から晩までこの映画のことを話していたよな・・・それでかーなり見もしないのに詳しくなっちゃったりしたのですが。たっちーがこれを見てベトナムに行ったというのも有名な(?)話ですが。32歳のオトナになった今は、エッチなシーンばかりに目が行くことなく、きっと話の色々な面を見て感動できるのかも、ついでにエッチなシーンで参考になる場面があれば覚えておこう(笑)なんて期待もしながら見たのですが。
実際は旦那と二人で苦笑の嵐・・・レオンカーフェイがよよと泣くところなどは大笑いしてしまった・・・orz 特に華僑で30過ぎにもなって仕事もしないでふらふらしているバカ息子・・みたいなのは今でも想像がつくので余計だって(笑)。これって悲しい運命の話なんだろうけど、冷静に傍から見るとかなりfuck upでPatheticな話だよね・・・との意見で一致してしまいました。うーむ。
でも人間、恋をしているときって、傍から見るとどうしようもねー、って思う状況でも、当人にしてみればそれはすごいドラマなわけで、自分にもそんな経験がありました。今考えるとものすごく恥ずかしい。でもそんなときにこの映画を見たら泣いてたかもしれない。
でも今はあまりに安定しすぎているのか、照れ隠しというのか、ひねくれてしまったのか、旦那と二人でこの悲しい物語を見て、あはは・・・うわ〜・・・なんて思ってしまったのでした。せりふもあまりにも棒読みで・・(苦笑)。でもじわじわと、昔のこととかも色々思い出したりして、後から効いてくる映画ではありました。またもう少し歳をとってから見ると、違うのかもしれません。特に何十年もたって、相手が連絡してくるところとか。どんなFucked upな経験でも、思い出に昇華されれば美しいのかもしれないし。歳をとってお互いにそう思えるのならそれはそれで良いのかもしれません。映画より原作を読んでみたくなりました。
そしてこの映画で超有名になったレオンカーフェイのものすごいお尻ですが・・・ちょっとちら見もあったりして!うをー!とスローモーションで見てしまいましたよ(笑)でも旦那が後でリサーチして、主役の役者両方とも、何人かの代役がいたそうで!あれって本人のじゃない可能性大!なんだと嬉しそうに教えてくれました。えぇーがっかり。