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愉快的陳家@阿拉米達島

ちょっと雑だが愉快な暮らし。サンフランシスコ・ベイエリア日記

ロンドン2016㉑ イギリスのつくば的なところで、ミシュランスターのランチ

まだまだ終わらぬ、2016年夏のロンドンの旅日記。

滞在2週目を終えた週末土曜日は、ロンドン郊外にある街Readingに向かう。

Readingと書いてレディング。

リーディングちゃうんかーい!!!!

カリフォルニアにもレディングって場所があるけれど、そこのスペルはReddingなのに・・、もう、イギリス英語ったら!

パディントン駅から、快速みたいな電車に乗って約30分。

ロンドンからは60キロの距離。日本でいうと新宿からつくばの手前、新宿から茅ヶ崎のちょっと先。サンフランシスコからだとパロアルトぐらい。

雰囲気も千葉か埼玉の大きな駅前って感じの雰囲気だった。

この街にある「L'Ortolan」というレストランにお昼ごはんを食べに行ったのでした。

 レディングの駅前からタクシーに乗り、さらに数キロ行った所にある、シンフィールド(Shinfield)という村っぽいところにあるフレンチレストラン。

ここ、ミシュランの星を12年ずっと維持しているのだそう。レストランに向かう途中の道路標識にもレストランの名前がどーんと書いてあった。

外観。教会かなにかについてた建物を改装したのだとか。

レストランそのものも、住宅街の中にぽっとある感じ。

もちろん小さいさんも一緒の、子連れミシュランランチです。

 まずは、建物の温室みたいになったところにあるラウンジに通されて、ドリンクとオードブルを。

ここではオードブルじゃなくて「カナッペ」と呼んでいた。

カナッペっていうと、どうしても食パン小さく切って上に何か載せたもの、って思っちゃう・・。

お酒にめっぽう弱いので、飲み物はヴァージンのモヒート

他のお客さん達は早速ワインを開けてわいわい出来上がりつつあるところも。

そしてお通し的な、カナッペ。

向こう側から、ゴートチーズが挟まったちょっと塩味のカロン、れんげに乗ったセビーチェ鳥の皮をパリッパリにしたやつ、の3種類。

こんなんをちびりちびりと食べた後、テーブルに案内される。

天気もよく日差しも気持ちよく緑もキレイ〜。

白く泡立っておりますが、トマトの冷製スープ。スープ自体は透明に近い。このスープの作り方、昔Dancyuに載ってたな。トマトをピューレにして、じわじわ漉していくの。

そして自家製パン。出されるバターもこういう感じに気を使っているところが、さすがやなあ。このパンがお腹が空いてたせいか、ホカホカだったせいかすごく美味しかった。

ウェイターの兄ちゃんが気を利かせて、待っている間に子供に紙とペンを持ってきてくれたので、小さいさんは黙々とお絵かきに勤しんだ(フローズンの色んなシーンダイジェスト)。

私が前菜に選んだのは、タルタルステーキ

ガーゼに包んだ茶色い粉を持ってきて、上からパフパフとふりかけてくれる。粉はマッシュルームを食品乾燥機にかけて粉々にしたもの。味はちょっと高級なマギーブイヨンのようなw

タルタルステーキ、ウースターソースも随分ときいていた。

メインは、豚肉とパイナップルを色々組み合わせたもの。

イギリスのフランス料理屋だけど、付け合せがチンゲンサイだったり、醤油ベースのソースを使ったりとフュージョン的な部分も。特に角煮風のローストが美味しかった。

パパはスズキのローストを。

子供にも、スズキのローストと、カリカリホクホクのポテトをあわせて、即席の高級版フィッシュ・アンド・チップスを用意してくれた。こういう柔軟なサービスがとても良いなぁ。

6歳の子供も食べるのが大好きだし、こういうところに連れて行っても神妙に座って一緒に付き合ってくれる。あとミシュラン☆のレストランでも子供におおらかに接してくれるのもありがたい(周囲のお客さんも)。

パパがコーヒーを頼んだら、オマケでドーンとチョコトリュフと、ターキッシュデライト(グミのようなゼリー菓子)がこんなについてきた。

このターキッシュ・デライトが何かふわっふわの違う食べ物のようだった!

さらに別に注文していたデザートの前に、これまたオマケでついてきたデザートの前菜。オマケとは呼ばないか。なかなか本題のデザートにたどり着かない・・

デザートはこちらの「パフェ」。日本で考えるパフェとは随分違うけれど、クリームなどの材料を型に入れて冷たくしたものに、フルーツやソースを添えるのがもともとフランスの「パルフェ」らしい。

チェリー系のソルベや、チョコやら色々刺さった豪華版。結構量が多くて、さすがに全部は食べ切れず。

途中料理を待つ時間がちょっと長いかな、と思う時もあったけれど、全体的にボリュームたっぷりなのもあって、気がつくと2時間半ぐらいランチをしていた。

他のお客さんは、この日は中高年層が多かったかな。インスタなんかを見ると結構若い人も来ているみたいだけれど。

お客さんは皆どこから来ているのかはちょっとわからなかったけど(ほぼイギリス人)、わざわざロンドンから食べに来るというよりは、地元周辺の人達が行く感じなんだろうか。

カリフォルニアのように地産地消を全面に押し出している感じは無く、料理方法もアジアのフュージョンを取り入れてみたりセビーチェが出てきたりと、フレンチとはいえ多国籍風でもあり。

イデア的にはどこかで見たり食べたことあるな、という感じでこの店ならではの目新しさは見当たらず・・・ってうわーなんて上から目線なこと言うとんな自分・・

でもご飯は美味しかったし、サービスも良かったし、雰囲気も良かったし、ナイスでした。

飲み物は別料金ですが、これだけ出てきて40ポンド。

都内の一つ星ミシュランのフレンチだともう少し高いみたいだし、お値段も結構良心的。

あ、でもイギリスのつくばだったかここは・・・w

なぜここをイギリスのつくばだと勝手に呼んだかというと、

大学がある

ロンドンへも通勤可能な郊外の都市

でも実はここにIT企業が一杯来ていて、ちょっとシリコンバレー的でもある

んですね〜。

マイクロソフトやオラクルをはじめ、色んなIT企業の開発拠点がなぜかここにあるらしい。

確かにロンドンオフィスは場所も無いし高いしどっちかというとセールス系。

誰かシリコンバレーからレディングに出張に行くようなことがあればぜひこのレストランも寄ってみて下さい。

www.lortolan.com

 このレストラン、この翌週、私が再度ひとりで乗り込むことに。

その話は、また旅行記の続きで・・・。