愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ロンドン2016 ㉚ ロンドンで行ってみたいというか行ってみたかったお料理教室集

ロンドンでは夏休みのスケジュールが合わず、なんとなくもっさりしたナイフスキルのクラスにしか参加できませんでしたが、他にも調べて興味があったお料理教室のリンクをいくつか。

まあどれもネット検索したらトップに出てくるようなところばっかりですが〜、私が行きたかった順に。誰かの何かの参考になれば、というかまたいつかロンドンに行く機会があった時の自分の参考用に。

Cactus Kitchens

ミシュラン二つ星のおフレンチレストラン、ル・ガヴローシュ(Le Gavroche) のシェフ、Michael Reux Jrのお料理教室。レストラン自体は彼のお父ちゃんが始めたところで、彼は二代目。マスターシェフとか、ゴードン・ラムゼイの番組とか、メディアにも結構出ている有名人で、私がロンドンに行っている間にも、どこかのフードフェスティバルにゲストとして登場するらしく、街にはってあったイベントポスターに顔が出てた。

そんな彼自身や、彼のレストランや、業界の有名シェフなどが教えてくれる料理教室。主にフレンチだけれど、1日がかりのマスタークラスから、パンやペイストリーのクラス、ソースのクラス、ナイフスキルのクラスなどあり。

サンフランシスコにもお料理教室は色々あるけれど、あんまり実際にトップノッチのレストランをまわしているようなシェフが直接経営する学校は見たことがないので、ものすごおおおおく行ってみたかった。しかしもちろん滅茶苦茶高い!ご本人によるマスタークラスは6時間ぐらいできゅ、995ポンドっ!!!その他のマスタークラスは400ポンドしない位、ってやっぱりそれでも高い。パンのクラスは200ポンドちょっと。

900ポンドは無理〜、でも他のマスタークラスはそれに比べて安いかな(いや、それは目の錯覚)、と逡巡していたら、スペースも小さめなこの学校、あっという間にクラス売り切れで断念。

その後このおっちゃん、自分のレストランのシェフ達に最低賃金以下のお金しか払ってなかったとか、チップを全部ネコババしてたとかいうことがバレてニュースになってた・・。ミシュランスターだったかわからないけど、アメリカの有名レストランでもここ最近そういう話なかったっけ・・。

まあ彼のもとでは働かないほうが良さそうだけどw、一度ぐらいは料理を習ってみたい・・・・・・かも。

<追記:ここはその後閉まっちゃったみたいガッカリ>

Leiths School

プロになるための専門コースもある本格的な料理学校。ケイト妃が結婚前でここで料理の修行をしたらしいw

8月はスケジュールが微妙だったけど、1週間の集中コースが色々あってすごく興味があった。レベル別に分かれている料理集中コース(800ポンドちょい)、プロフェッショナルベーキングコース(2000ポンド〜高い)、フードビジネスやメディア向けコースなど。フードライティングも面白そう。あ、そういえば最近英語でも食べ物のこと書き始めました(こちら)。

ミシュランのおっちゃんに1日習うぐらいのお金で、1週間がっつり出来るんだったらそっちのほうがいいかな〜〜、やるならきっちりやりたいなと思ってたけど日程が合わなかったのがかえすがえす残念。

www.leiths.com

Bread Ahead

バラ・マーケットのところにあったパン屋さん。通りかかったらキッチンが見えて、張り付いて見てしまった。後でお友達がここでパンのクラスがあることを教えてくれて、喜び勇んで調べてみたらやっぱり8月はクラス無し〜〜(泣)サワードウからベーグル、ドーナツの作り方などのクラスもあるけど、やはり気になるのはブリティッシュ・ベーキングクラス。

www.breadahead.com

追記:ここはロンドンに本格的に引っ越した後子供とベーキングクラスに参加してみた

marichan.hatenablog.com

Kitchen Theory

フェラン・アドリアで有名になったモレキュラー(分子)ガストロノミー、ロンドンでもクラスを探してみたら、ちょこちょこ無いわけではなさそう。こことか。毎月最後の日曜日に定員6人でワークショップあり。

www.kitchen-theory.com

Le Cordon Bleu

やっぱり料理学校といったらコルドンブルーなんですかね?サンフランシスコにも前はあったみたいだけどもう閉めたくさい。ペイストリー関係はここがやっぱり良いのかもしれない、短期コースや1日コースもあるけれど、短期滞在者にはちょっと帯に短し襷に長しかなぁという感じも。ブランド名はバッチリ。10日間のケーキデコレーションのクラスは2000ポンド以上した〜。
www.cordonbleu.edu

The Cookery School at Little Portland Street

滞在先に近いところにあったのと、レビューが結構良かったところ。ここはアフタヌーンティーのクラスがある。あとローストなど、ちょっとだけどイギリス料理のクラスもあり。ここもプロ用の免状を出していたり、800ポンドぐらいでの料理やベーキングの集中コースや子供向けの料理キャンプあり。

www.cookeryschool.co.uk

その他おまけメモ

Food at 52
このあいだはオトレンギのシェフの人がここで料理教室やってた。教室の感じが良さげ。

Waitrose Cookery School
スーパーが運営している料理教室と軽く見てたら施設も立派で実は良かった料理教室、ロンドン滞在中に子供向けの教室に参加、オススメ。大人向けはあまり興味のあるラインアップじゃなかったけど、時々シェフズテーブルとかやってるからそれにうまく当たれば吉。
marichan.hatenablog.com

La Cucina Caldesi
イギリスでイタリア料理も何だが、アメリカでイタリア料理をやるより地理的には近いw 実際ロンドンで入ったイタリア料理屋さんの中には味や雰囲気が、イタリアにより近い感じのとこもあった。

Jaime Oliver Cookery School
多分日本でも有名なジェイミー・オリバーの料理教室、通常クラスは趣味的な感じだけれど、さすがにジェイミー・オリバーの学校なので、時々有名人が来て特別講習あり。

追記、ここもその後子供料理教室に参加してみた
marichan.hatenablog.com

さらに追記、2019年にジェイミー・オリバーのレストランチェーン破産、で料理教室も閉鎖にザンネン

Gordon Ramsay Online cooking class
これはおまけのおまけ。まさかマルコピエールホワイトは料理教室をやっていないだろうけど(怒ってものを投げられそうだ)、ま、まさかゴードン・ラムゼイはと思ったら、オンラインでコースを提供しはじめたらしい。このmasterclass.comというサイトは、それこそその業界の超一流の人が講義をしてくれるというサービスで、例えばケビン・スペイシーが演劇を、クリスティーナ・アギレラが歌を、ダイアン・フォン・ファステンバーグがファッションブランドの確立方法を教えてくれるって。ヒ~。90ドル。安いのか高いのか・・

さて、ナイフスキルのクラスしか今回行けなかったけど、その後で実際にレストランの厨房に入ってあれやこれやする機会はありました。一昨年のロンドン滞在記は途中で力尽きてしまったので、去年の夏休み日記はがんばって書き進めて(ちゃんと時系列で書いているw)、その話まで到達できるように頑張らねば!!

➡︎書きました

marichan.hatenablog.com