夏休みのロンドンは、子供向けのアクティビティも沢山あって、毎日何をしようか迷うくらい。この日は、子供向けのお料理教室に参加してみました。
参加したのは、イギリスのスーパーマーケットチェーン、Waitroseに付属しているお料理学校が開いている子供向けクラス。ロンドンでは、キングス・クロスと、フィンチェリーロードにある店舗に教室があります。
クラスは低学年用、高学年用、またこれから大学に行って自炊することになるハイティーン用など色々あるみたい。今回は、ギリシャ料理を作る低学年用クラスを申し込んでみました。お値段は15ポンドぽっきり。
場所はフィンチェリーロード駅前にあるWaitrose。ちょっとロンドンの北のほうにあるエリアで、住宅街です。子供のサマーキャンプもここの近くで、毎日バスで通っていたので勝手知ったる場所。なんでもここらへんは日本人駐在員家族も多く住んでいるらしい。
スーパーとは別のところに入り口があります。イギリス英語ではクッキングスクールじゃなくてCookery School。
後でも書こうと思いますが、イギリス人って約束の時間にものすごくキビシイ気がする・・。以前もカリフォルニアの癖が抜けずに、あるイベントの集合時間ギリギリに行ったらなんと既に始まっていたということがあり、今回は10分前に行ったんですが、それでも私達が最後だった!ヒ〜。何分前に行けばいいの?!
スーパー付属の料理教室だし〜、とかなり期待していなかったのですが、ここの料理教室は施設がものすごいシッカリしていてすごい!
まず到着と同時に、お茶や焼き菓子やフルーツをドーンと出してくれ、親はくつろぎモード。
勝手に小さなキッチンで子供が料理するのを後ろから見るのかいな、と想像していたのですが、子供達は大学の講義室みたいなところに消えていき、そこでキビシイ監督のもと(?!)、料理の説明を聞いたり下ごしらえをし始めました。この設備、ちょっとマスターシェフとか料理バトル番組のセットみたいやー!
思いがけず自由時間ができてしまった・・・!
待っている間はゆっくりお茶をしたり、本棚に沢山並んでいる料理本を心ゆくまで眺めたり、時々教室の扉を開けて覗いてみたり写真を撮ったり。
今回の料理は、ギリシャの「スパナコピタ」。フィロという薄くてパリパリの生地にほうれん草やゴートチーズを包んだパイを作りました。包んだパイを、講義室から出てきてキッチンのオーブンで焼きます。
そういえばクラスをやっている途中で、講義室からこのスキンヘッドの先生がヨロヨロと出てきて、「誰か、誰か私にジンを飲ませて下さい・・・」なんて冗談を言っていたw子供相手は色々大変デスネw
こちらが出来上がったスパナコピタ!
これがなんだかパリッパリでものすごく美味しかった!!!!
料理教室のウェブサイトはこちら。冬休みの今も子供用のクラスを色々やっているみたいです。もちろん大人用のクラスも、クリスマスディナーやペルシャ料理、イタリア料理などバラエティに富んでます。でもイギリス料理のクラスは無かったので、私は今回は参加断念。