愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

フィレンツェ1:暗殺疑惑

2月の学校の休みに駆け足で行ったイタリア旅の記録。

直前まで仕事をヒーヒー言いながらやり、ほとんど下準備も下調べも無しに飛行機に飛び乗るというお決まりのパターン。フィレンツェに着いたのはもう夜も暗くなってからだった。

空港からちょっと電車に乗り街の中心地へ、そこから宿へは徒歩で向かう。暗い中にぼんやりと、妙に輪郭がハッキリしていてイラストのような建物が浮かぶ。サンタ・マリア・ノヴェッラ教会である。

・・と知ったのは後になってからなのだが、通りがかったとたん、子供がこれアサシンクリードに出てきた教会だ!私ここで◯◯を暗殺した!と物騒なことを言いだした。おいおい。

どうやらゲームの舞台が中世のフィレンツェらしく、歴史的な建物や街並みがそのまま出てくるらしい。何なら登場人物も歴史的人物らしく、この後も街を歩くたびにここで法皇を誘拐したとか、この建物の屋根を登ったとか、あたかも自分が本当にやったかのように話すので、これまたおいおい(笑)となった。

しかしゲームに出てくる歴史上の人物、特にボルジア家の皆さんの事もいかにも知り合いのように話すし、まあある意味歴史を身近に感じるきっかけになっているようなので、まあ良しとしましょう。日本だったら三国志のゲームとか信長の野望とかにハマる感じなのかも。

宿は結構街中の建て込んでいる所にあるAirBnbにとった。目の前は改装中の博物館、階下にはレストランが並んでいるような場所の、ロフト付きの小さな2ベッドルーム。


近所にあった小さなスーパーで、ハムやチーズや野菜、そしてワインを買い込み、軽め、遅めの晩ごはん。もうこんなんで十分。ワイン、特に赤は私は酔いやすくてあまり飲めないのだけれど、この地方のものではないけれど、バルベーラというピエモンテ州原産のワインだけは、不思議と悪酔いせずに飲めてしまう。これはもう15年以上前にピエモンテ州であった親友の結婚式で発見して以来、ワインの知識はほとんど無いものの、なんとかの一つ覚えのようにアスティかアルバ産のバルベーラがあると絶対それを選ぶことにしている。

アメリカにいた頃はそんなものもなかなか簡単に手に入らなかったけれど、イタリアの美味しいものが当然ここでは安く手に入るので、いい気分になりながら初日の夜は更けていったのでありました。