愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

日本雑感

10日ほどさっと日本に行ってきた。実に4年ぶり。小さいさんにとっては初めての日本。色々な雑感やらやったことやらを箇条書き。


  • 飛行機の値段が高いのにびっくり。3人分は痛い。今回は学生時代からコツコツためていたマイルで3人分のチケットをゲットした。学生時代からって、もう10年以上も手を付けていなかったのだ。コツコツもいいところだ。
  • UnitedのSFO発成田行きは機種が古くて座席にスクリーンがついていないとの情報を得て、子供が飽きないよう新しい塗り絵、iPad、新しい人形など各種取り揃えて行ったが、紀伊国屋で奮発して買った「おともだち」で2−3時間位は稼げた。
  • しかし付録を機内で作らされたり細かい付録を床に落としてしまい取るのが大変であった。セロテープ必須。
  • 小さいさんは電気が消えると意外とあっさり3時間ぐらい寝た。離陸も揺れるのも全く意に介せず。
  • パパが一緒だと入国審査がバラバラになり、外国人は時間がかかり待たされるのがうざい。
  • 午後2時過ぎに着く便だったので子供の時差ボケを心配したが、ハイテンションのため全く平気。空港から観光客のように周囲をキョロキョロしながら歩き色々なものにぶつかっていた。
  • 日本は随分涼しくなったというがとんでもなく暑かった。
  • 道路が狭くてクネクネしていて驚いた。
  • でも道路はとても舗装がキレイでスムーズなのにも驚いた。
  • 子供をおんぶしながら自転車を立ち漕ぎで坂をあがるヤンキー風父ちゃんを目撃して驚いた。
  • 「レシートお使いになりますか」と聞かれて何に使うんだろう、と一瞬迷った。
  • 「結構です」「いりません」と言えばいいのについ「あ、大丈夫です」と言ってしまい自分でムズムズした。
  • 65歳になる父は最近どこに行っても自分がたいてい年長者なので、そう聞かれた時には「いらない♥」と言うそうだ。
  • 「駐車券やポイントカードはお持ちですか」と聞かれ無いと答えると「失礼しました」と必ず言われた。
  • 子供は初日結局アメリカ時間の朝4時、日本時間の午後8時まで寝なかった。その日は朝4時過ぎに起き出してきたが、その後はコンスタントに8時前には寝て、朝7時に起きるという健康的な生活サイクル。
  • とにかく虫の音がすごい。帰国後もしばらく夜になると幻聴がした。
  • 子連れで都内に出るなど、混雑する電車に乗るのも最初は緊張したが、意外とみなさん席を譲ってくれた。
  • 怖いのは駅構内で、乗り換えでだーっとくる人波、エスカレーターの乗り降り、子供のペースでの階段の乗り降りに多少ビビった。
  • 日本人は思ったよりそれほどスリムではなかった。
  • デパ地下、コンビニ、普通のスーパーも美味しそうなものが山積しているが、日本の美味しいものはほとんどが糖質。普通の味付けも結構砂糖が多い。それに気づいてから、なんだかあまりどれも美味しそうに見えなくなってしまった。
  • 食べ物も、まあ無難に美味しいんだけど、何かガツンと生気が感じられない味のものが多かった気がする。外で食べればまあ色々混ぜ物もあるだろうし、素材の元気さはやはりベイエリアが勝るんだろうか。今回食に関してはあまり感動が薄く残念。
  • 今回子連れだったのであまり遠出できず、でも子供を連れて横浜のアンパンマンミュージアム東京ディズニーランドには行ってきた。これは別に書く。
  • 結局ダンナが一番楽しんでいたかも、一人で根津の夏祭りに行ったり、千駄ヶ谷で泳いだり、会社帰りの父弟と待ち合わせてもつ焼き食べたりしていた。
  • 会いたい人には半分も会えなかったが、高校時代の仲間と子連れでのランチ、後は卒業以来初めて小中学校の同級生達と飲み会をした。私の中学特に私の学年は随分酷いヤンキー校だったのだが、なんだかみんなとてもいい感じの大人になっており、当時の裏話で盛り上がった。アラフォーにもなると、なんだか子供時代の仲間たちがとても愛おしい。
  • 小学校の友人達によると私の印象は「気さくな秀才」らしい。小学校4年の時、転校してしまうクラスメート田頭君のために私が書いた創作劇「幸田シャーミン誘拐事件」のことをみんなまだ覚えてくれていた。
  • スーパータイム本番中に幸田シャーミンが誘拐されてしまい、それを幸田シャーミンファンの田頭君が救い出すという筋書きであるが、身代金は一番安っぽいものにしようと地元のセキグチ肉店の豚小間100グラムであった。また冬だったため先生にクリスマスっぽさも入れろと言われたので実は幸田シャーミンファンだというサンタを登場させ、田頭君と手柄を取り合うという内容であった。田頭君元気かな。
  • 子供はタクシーやバスを降りがてらに「バイバーイ」と運転手に愛想を振りまくのだが、皆融通がきかず「ありがとうございました」と言ったり何も言わなかったり。唯一反応が良かったのがコンビニの店員と成田空港の警官。
  • 弟の子供2人と小さいさん初対面。いとこ同士すぐに打ち解けて遊んでいた。
  • 結局子供は日本にいる間日本語が全く上達しなかった。パパがいたのと、両親、弟とも中途半端に英語を練習したがるため、日本語でしゃべってくれと何度もお願いする羽目に。
  • 公園やショッピングモールのキッズコーナーなど、それでも子供はすぐに友達を作り手をつないで遊んだりしていた。カタコトの日本語、しばらくすると英語で他所の子に話かけていたが意外とあの年齢の子供達は気にならないらしい。気がつくと他の子供がうちの子の言うのを真似して「You come and catch me」なんてはやしたてながら追いかけっこをしたりしていた。
  • 公園デビューだなんだと日本は大変なのかと身構えていたが意外と地元のお母さんたちとも滅茶苦茶普通に話せた。なんだ。
  • 父が旦那と一緒にドリアンパーティーをしようとドリアンを買ってきたが異臭を嫌った母が玄関の外に置いたため、外がものすごい臭いことになった。
  • ショッピングモール、デパート、エキナカなどもう素敵なものが溢れかえっていたが、とにかくモノが溢れかえっている上に、細々ちまちましたものも多く、結局アメリカ生活には合わないか必要ない、ファッションもアメリカ生活にはいまいち合わず、なくても困らないものばかりで結局ほとんど何も買わなかった。なのに気がついたら持ってきていた円が随分なくなってしまっていた。
  • 次回は旦那抜きで行きたい。
  • 2年とか期限付きで日本に住みたいとおもった。
  • 結局カネさえあれば、どこに住んでも都なんだなとおもった。
  • 今回はモノの面ではふーん、という感じだったが、久しぶりに懐かしい人達とつながったりしたので、余計もう少し滞在してみたいと思ったのかもしれない。
  • 関西に台風が上陸した翌日の到着、次の台風がかすっていた翌日の出発。帰りの飛行機はそのせいかたった8時間でサンフランシスコに到着した。
  • でもそのせいで到着時刻あさ8時、日本時刻の真夜中だったため子供がグロッキーなのを心配したが、空港内で制服を着た警官の集団を見た途端にお目目パッチリ上機嫌に、そのまま午後までずっと元気だった。
  • 10日しかいなかったのでホームシックと時差ボケ、そして帰国したその日に旦那が作ってくれた夕飯が、大事にとっておいた高野豆腐を適当なダシでとても生煮えに煮たものだったため、非常にレ・ミゼラブルなきもちになってしまい、回復するのに時間がかかってしまった。
  • 帰国後1週間近くたっていますがまだ微妙に時差ボケが治らない。