愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ロンドンに行って来ました③ 小さいさん、ロンドンで学校に行く

この夏ロンドンに行って来ました、といってもずっと遊んでいたわけではなく、パパも私も仕事もしてました。しょうがないので、その間小さいさんは、ロンドンくんだりまできて、学校に行くことに!といっても夏だったので、サマーキャンプ的なものを探しました。
 
普通のプリスクールに短期入学も考えたのですが、1週間だけでも随分高っ!色々教えてもらった場所はどこも高く、さらに夏休みなので、行ってもほとんど他の子供がいない、という状況だったので、結局ウェブ検索して見つけたスポーツキャンプに行ってもらうことになりました。
 
イギリス全土でやってるチェーン的なところですが、家からバスで20分ぐらいのところにある学校を借りてサマーキャンプをやっていました。参加期間もフレキシブルで、毎日いろんな子供が出たり入ったり。申し込みもオンラインでやるだけだったので超簡単。

見知らぬ土地、見知らぬ環境でいきなりこれはきついかなーとは思ったけれど、背に腹は変えられない。プリスクール時代は、他の親に「小さいさんは市長のようだね」と言われた位の愛想の良さと社交性をここでも発揮してくれ!と、時差ボケの娘を叩き起こし、お弁当、スナック2回分をバッグに詰め込んで、St. Johns Woodというエリアにある私立の小学校 St. Christina School へ。
 
 
色々忙しくて目もくれませんでしたが、ビートルズのアビー・ロードもこの近くにあります。すっごい普通の住宅街(ちょっと高級)なので最初ピンと来なかったけど、駅になぜかビートルズのお土産売ってるカフェがありその存在に気がついた・・。

しかし初日、時差ボケで朝ごはんもろくに食べず、眠いところにバスに揺られ、さらに新しい学校・・と色々な要素が絡み合い、小さいさん、通学路でいきなりゲロる(ちなみにこの後アメリカに戻りキンダーの初日にも学校でゲロり電話がかかってきた・・)。あああ、やっぱり市長といえども緊張してるんだ可哀想に・・と罪の意識に苛まれながらも学校へ。しかしゲロったらすっきりしたらしく、あっという間に初日から元気にキャンプに参加し始めました。
 
キャンプに参加している子供は結構バラエティ豊かで、連れてくる親からはフランス語やスペイン語、イタリア語や中国語が聞こえてきました。面倒を見てくれる「コーチ」の先生達も、カリビアンの率高し。でもジャージ着てるので、日本の体育の先生みたいな感じ。テーブルでお絵かきやぬりえをしたり、各自好き勝手に遊んでウォーミングアップした後、サークルタイム、おやつタイム、校庭で色んなゲームをしたり運動して過ごしていたようです。
 
1週間で随分友達も出来、微妙なブリティッシュ・アクセントとアメリカン・アクセントを使い分けるまでになりました。なんでも自分のしゃべり方は「普通」で、他の人は変な風にしゃべるんだと(笑)あとイギリスの学校で覚えたことは、今流行りの音楽(よく学校でラジオをかけてたらしい)、そしてアメリカの学校でやったら絶対怒られる、股間攻撃。日本でもよく冗談でカンチョーしたりなんてことがあったけど、アメリカは子供がそういうシモの冗談をすること自体、見たことないし、多分やったら大問題になると思う・・・。が、ある日アメリカに帰ってきてから子供とじゃれていたら急にこの股間攻撃を仕掛けられ、とても驚いてどこで覚えた!と怒ったところ「ロンドンの学校で、他の友達に・・」だって(苦笑)
 
先生の中には、ちょっと日本語がわかる人がいたらしく、「オレハ、カミサマダ」「ワタシの『ハ』は、ナンデスカ?(意味不明)」などといって子供に受けていたらしい(笑)そして嬉しいことに、日本から来たばかりだという同い年の女の子が2人このキャンプに通っており、ロンドン滞在中とっても仲良くしてもらうことができました。キラキラママブログ風に言えば、ロンドンでの素敵な☆御縁、ですな!日本から転勤で来たばかりだそうで、英語がまだ良くわからなかったため、小さいさんが通訳になってあげたりもしていたようで、先生達にも感謝されました。子供も思いがけずロンドンで日本語強化が出来た!このお友達とはその後も一緒にプレイデートしたりと、楽しい経験をさせてもらいました。感謝★感謝!